Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2024年 4月号 文学部 S.Y

①現地の学生、友人について

現地の学生と日本の学生の大きな違いは授業の積極性、皆疑問があるとすぐに挙手します。この積極性は見習わないといけないと、つくづく思います。しかし、日本同様、授業に全く出席せずテストだけ受ける学生もいるので、そこはあまり変わりません。

スペインでの友好関係ですが、友達の多くは学生寮で作りました。毎日食堂で顔を見合わせるのですぐに仲良くなれると思います。友達や親友は作れますが、彼らのジョークを完全に理解するのはかなり難しいです。彼らのジョークの多くは言葉あそび、政治に対する揶揄、ブラックジョークです。文化理解や言語能力がネイティブに達していない留学生にとってこれらのジョークを理解するのは至難の業です。しかし、多くの人はとても優しいので、日本人であっても友達はすぐに作ることができると思います。またスペインにはアニメ好きがたくさんいるため、日本に興味を持っている学生も多いです。アニメから会話が発展して友達になるケースが多いです。またバレンシア大学ではスポーツのクラスを受講することができます。そこでも友達を作ることができます。

②旅行(モロッコ、ドイツ)

4月はモロッコ、ドイツの2カ国に旅行へ行きました。

 

 モロッコは治安面が少し心配でしたが、特にトラブルは起きることなく楽しむことができました。強いて言うなら、ぼったくりや詐欺が多いです。レストランや露店で、ぼられることはありませんでしたが、お土産やさんではかなりの確率でぼられます。幸い、モッロコ系の友達がいたので対応してもらい、安い値段で買うことができました。最終日には誰を信じていいかわからない状況になります。それでも、モロッコは活気があり本当に楽しかったです。クラクションの音、イスラム文化、客引き、詐欺師、ご飯、全ていい思い出になりました。中でもモロッコ料理は安くて絶品です。3月号同様グルメブログになりそうなのであまり多くは書きませんが、スペイン料理より美味しかったです。ぜひヨーロッパに留学した際は一度モロッコに訪れてみてください。格安で往復券を購入することができるのでおすすめです。

 

 ドイツは前学期で仲良くなった友達に会いに行きました。ケルン、ドュッセドルフ、ドルトムント、ミュンヘンと多くの都市を周りました。ドイツのいい所は自然豊かという点です。バレンシアは常に乾燥しており、日本のような森がありません。しかし、ドイツにはたくさんの木々があり、とても癒されました。そして何よりビールが安い、美味い、これだけで大満足です。また街の雰囲気もバレンシアと比べると、静かで落ち着いています。どことなく日本に少し似ているなと思いました。真昼間に瓶ビール片手に歩きながら、自分の将来や友達の将来について語り合ったことはとてもいい思い出になりました。携帯が壊れてしまい写真はありませんが、ケルン大聖堂はとても素晴らしかったです。とても壮大で思わず声が出てしまいました。是非行ってみてください。