Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴィリニュス大学
2019年10月号 国際学部 K.N

環境について

今回は留学生の住居事情について書きたいと思います。今学期、VUには12人の日本人留学生が在籍しており、そのうちの5人が寮に、7人がアパートを借りて暮らしています。昨年度のマンスリーレポートで寮の環境について見ることができるのであまり多くは書きませんが、日本人の感覚からするととても汚いです。アパートメントを借りている留学生は初めは全員寮に住んでいましたが時間が経つにつれて引っ越してしまいました。寮では1人部屋がないためルームメイトと親しくなれるという良い点もあります。しかし冷蔵庫に入れておいた食材が頻繁に取られたり、共同で使うキッチンやトイレが汚いなど利点以上に日々ストレスになる点が多いためアパートを借りる人が多いのかなと思います。日本以外の国から来た留学生も多くがアパートを借りて暮らしています。 AirBnBを利用すると月々3万円程度~部屋を借りることができるようです。寮を出る手続きや寮の中で部屋を変える手続き等はとても簡単なので、初めは寮で住んでみて無理だったら住む場所を変える、という風にするといいかもしれません。ちなみに私はドイツ人のルームメイトととても仲が良くなり、彼女のおかげで寮での生活も楽しむことができています。写真はその可愛いドイツ人ルームメイトです。

 

 

 

 

 

現地の人々について

インターネットでリトアニアについて調べると、リトアニア人はほとんど英語が喋れるという風に書かれていることがありますがこれは正しいとは言えないと思います。30歳以前くらいの若い世代の人々は英語を流暢に喋っていますが、40歳以上の人々はあまり喋れないことが多いです。毎日利用するバスの運転手さんやスーパーの店員さんなどが英語を喋れないというケースが非常に多く、生活する上で不便に感じることが多々あります。VUではリトアニア語の授業を取ることができるので現地の人々とコミュニケーションを取りたいと考えている方はこの授業は取るべきだと思います。また、リトアニアの人々は自分と親しくない人には滅多に笑わないという印象があります。カフェやレストランの店員さんも接客で笑顔を見せることはあまりないため、慣れるまでは怒っているのかなと不安になります。しかしこれは怒っているのではないため不安に感じなくても大丈夫です。

最後に、10月の2週目に雪が降りました。9月初めまでは半袖で過ごせたのですが中旬から一気に冷え込み10月に入りマイナス1度まで気温が下がりました。しかし翌週には20度まで気温が上がるなど毎日の気温差が激しいのですぐに羽織れる防寒上着のようなものを一枚持っていくととても便利だと思います。