Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2012年11月号 国際文化学部 A.Y

試験について

試験は中間試験と期末試験がありますが、私が選択している授業では中間テストは一つのみで他は期末テストでの評価になりそうです。11月に中間試験があると聞いていたのですが、授業によって日程が違うのと、ほとんどの授業で試験らしい試験はないようでした。私の場合ポーランド語の授業で小テストがありましたが、それまでの授業の確認程度の小テストのようなものなので、成績には大きく反映はされることはないそうです。週二回ある授業なのですが、授業のペースは速くなく毎回授業を振り返りながら進めていく形式なので、テストの範囲も広くありませんでした。授業に出席してしっかり復習しておけばそれほど難しいものではないと思います。期末試験は年明けの一月中旬あたりからで、筆記試験が主ですがレポートやプレゼンテーションの発表もあるので今から少しずつ準備しておこうと思います。また、授業によっては筆記の試験を受けるかプレゼン発表をするかを選択できる授業もあります。


治安について

11月11日はポーランドの独立記念日でした。毎年独立記念日にはデモがあるそうで、今年も一部が暴徒化し機動隊との衝突があったらしいのですが、大学周辺は特にいつもと変わりありませんでした。ワルシャワに来て3カ月ほど経ちましたが、危険なことに巻き込まれたことは今のところありません。主要な駅には警察官が配置され警戒しているようで、街中でもパトロールしている姿をよくみかけます。日が暮れると人通りが少なくなるので夜は一人で出歩かないほうが良いと思いますが、オリエンテーションや学内のイベントの際は必ず夜から深夜近くまで連日パーティーがあり、深夜街中を出歩く機会はよくありますが、自分が外国人であることを忘れず緊張感を持って過ごせばトラブルに巻き込まれることはまずないと思います。また、話は変わりますが、ポーランドは全体的に車の運転が少し荒く、歩道に歩行者がいても隙あらば強引に右折して通ろうとする車もあるので、そのような点は注意が必要です。また、学校周辺の歩道は土の上にレンガを敷き詰めたような歩道なので、雨や雪が降るたびに隙間から泥水が出てきて水たまりができ、歩道、道路はかなり滑ります。


自由テーマ

11月1日は諸聖人の日というポーランドの祭日のため、一週間近く学校が休みになりました。ポーランドの学生はこの時期は自分の家に帰省し家族と一緒に過ごすそうです。日本でいう盆休みのようなもので、学校は生徒のために長めの休暇を設けています。ヨーロッパからの留学生は一時帰国したり、旅行に行く学生がいたりして寮や学校周辺はとても静かでした。私は旅行に行く予定はなかったので、友達とワルシャワで今まで食べたことがなかったポーランド料理を食べに行ったりしてゆっくりと過ごしていました。また、せっかくの機会でもあったので手紙を家族に送りました。手紙は街中の本屋で購入して、エアメールで日本に送るだけなので簡単にできると思っていたのですが、受付でいろいろと質問されて少し困りました。英語は通じないので知っているポーランド語でなんとか説明し無事に送ることができました。手紙を出すことは日本にいても滅多になかったので良い経験になりました。ハガキ、封書は一通100円程度でポーランドから送ることができます。