Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2013年11月号 経営学部 Y.M

①カルチャーショックについて

カナダ人のルームメイトが体調を崩して部屋でずっと咳をしていたので、風邪が自分にうつらないようにマスクをしてもらうようにお願いしたところ、「カナダでは病院でしかマスクをしない。テレビで見たけど、日本人はみんなマスクつけすぎ。おかしい。」と言われたことがありました。自分の要望が全然聞いてもらえない結果、自分も体調を崩しだいぶストレスがたまりました。普段はとても親切で良い人なので、余計に文化の違いを強く感じました。
他には、大学のエレベーターに乗った時、開くボタンはあるのに閉めるボタンが無いことに驚きました。日本にいるときはすぐに閉めるボタンを押す癖があったので、未だに閉めるボタンを探してしまってみんなに笑われます。こっちの人は電車に乗れるのに、ちょっと人が多いからって次の電車にしようと言ったりもするので、日本人はセカセカしすぎなのかな?と考えさせられます。
こっちで住むことによって、毎日が小さいカルチャーショックの連続です。日本で当たり前の考えが、こっちでは当たり前ではなくなるので、多様な価値観が身につけられ、視野が広がる感じがします。なので時々嫌な思いをすることもありますが、こっちでしかこんな経験もできないので、今はもっと日本との違いを見つけてカルチャーショックを感じたいと思っています。

 

②現地の学生、友達について
自分以外のほとんどの交換留学生が1セメスターのみの留学です。「なんで君は1年もいるんだ?」なんて質問もたまにされます。龍大の交換留学制度は期間の選択はできない(頼んだらできる?)ので、他の学生も1年いるもんだと勝手に最初思っていまいた。せっかく仲良くなってきたのに1月でお別れしなければならないので寂しい気持ちがあります。
他の学生は英語ができて当たり前で、約4ヶ月間毎週末LCCを使ってヨーロッパの各国に旅行に行っています。ポーランドを選んだ理由は、物価が安くて他の国へ旅行しやすいからと言ってる人がほとんどで、あんまり普段は勉強しているイメージはないですが、授業での発言力やプレゼンテーションは毎回驚かされます。遊ぶときは遊んで、勉強するときは短時間で集中!といったメリハリのある人が多い印象です。
様々な国の人たちと友達になることによって、今まであまり知らなかった、興味のなかった国についても色々知りたくなりますし、日本にいた時より世界が狭くなった感じがします。