Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2013年2月 国際文化学部 A.Y

授業紹介

今学期受講している授業の内から2つ紹介します。

Tax system in European Countries: この授業ではヨーロッパ圏でビジネスを行う時に課税される税金の仕組みを学ぶ授業です。ヨーロッパでは出稼ぎ労働者が多いのでポーランドと他国の比較を例に様々な状況を想定し、税の控除、免除がどのような場合において適用されるか実例をもとに講義は進められています。

Environmental Policy in European Union: この授業ではヨーロッパの環境問題の歴史を振り返りどのような対策が今まで行われてきたかを振り返りながら、現代社会においての環境問題についてのプレゼンテーションを行い、今後の展望について話し合いより良い解決策を導き出すことがこの授業のテーマです。

 

余暇の過ごし方

今学期は、週4日授業があり土日を含めた3日はフリーな時間です。交換留学生は1セメスター最低で15etc(およそ授業4~5つ分)を受講しないといけないのですが、休日を含め空き時間は多くあります。授業で課題が出ることはあまりありませんが、授業内だけでは内容を理解できないことが多いので授業後に図書館を利用したり、授業の空き時間や授業のない日の多くも学校の図書館で自習して過ごしています。勉強以外では、留学生を支援する学生団体が旅行やパーティーなど留学生のために様々なイベントを企画してくれているので、そういったイベントに参加したりしています。また、寮に住んでいるので、友達の部屋に集まって飲んだり、外でサッカーをしたりと、寮に住んでいると多くの人とふれあうことができます。 こちらではfall semester が10月に始まり1月の下旬頃に終了します。2週間後にはspring セメスターが始まるので日本のように春休みはありません。日本と比べると一度にまとめてとれる休暇は少ないですが、宗教行事などで1週間休みができたりとセメスター内でまとまった休みが取れることがあるので、その時には旅行に出かけたりしています。ポーランドも寒さがましになり日も長くなってきたので、旅行を計画して近いうちに出かける予定です。

 

食事について

寮の周りには食事処は少ないですが、中心街に出るとレストランはたくさんあるので、自炊が面倒な時は外で食事をしたりします。僕の場合ほとんど自炊なのであまり外で食事する機会は少ないですが、量も多くて安いので、がっつり食べても安く済ませられます。ワルシャワでは寿司バーというのが最近のブームらしく町中で多く見かけますが、アレンジされた寿司が意外に美味しかったりと、いろんな発見があって日本食のレストランに訪れるのはおもしろいです。 自炊についてですが、寮にあるキッチンルームにはガスコンロ4つ、レンジ、オーブンと基本的な器具は揃っていますが、ガスコンロが故障したり、火力が強くならなかったりするなどトラブルが頻繁におきるので、他の寮生との場所の奪い合いの毎日です。寮からは距離がありますが、TESCO, Carrefourなどの大型スーパーがあり、食品から、生活用品まで揃っているので、欲しいものがなくて困るということはほとんどないです。スーパーでは日本から輸入している食材は少なく、醤油やワサビぐらいしか扱っていないです。市内にいくつかアジア専門店もあるのですが、値段が日本の2倍以上するものがほとんどなので、必要なものは日本から送ってもらうのもありだと思います。