Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2013年3月号 国際文化学部 A.Y

日本から持って来たら良かったもの

雪が降り始めると路面が凍り付いて滑りやすくなったり、雪が溶けて水たまりができたりと足元に注意して歩くことが多くなるので、滑りにくいもので汚れても気にならない程度の靴を一足持ってくると良いと思います。服などは市内にいくつかモールがあり、日本で見かけるブランドも入っていて、比較的安く手に入れることができます。冬物の服はかさばるので、こちらに持ってくるものは必要最低限にして必要になったら随時購入すれば良いと思います。室内は暖房がかなり効いていて、部屋で洗濯物を干しても翌朝にはパリパリになるぐらいに乾燥がひどく、初めのころは乾燥が原因で体調をよく崩していました。加湿器を探したのですが、こちらでは売っていないようです。乾燥対策は必至ですので、こちらでも買えますが品揃えは良くないので、ケア用品を持ってくると良いと思います。渡航前はポーランドについての情報が少なく不安な面も多かったですが、半年以上ポーランドの生活が過ぎ、基本的には日本と変わらない生活を送ることができています。

 

現 地の学生、友人

1,2セメスターともに日本から来ている学生は私だけらしく、ワルシャワにきて日本からの学生とはまだ一度も会っていないので、少し寂しい思いはあります。頼る人が少ない分自分でしなければならないことも多いですが、日本人がいない環境で勉強、生活することは、なかなか経験できることではないと思うので、貴重な時間を無駄にしないよう過ごしています。留学生はヨーロッパからの学生が多いですが、アジア、アフリカ、北、南米など様々な国から留学に来ている学生もいるので、国際交流という面においても素晴らしい環境が整っていると思います。 私が出会ってきたポーランドの学生はとても勉強熱心で英語も堪能な学生が多い印象です。留学生と一緒に授業を受けている現地学生は多くないので、イベントなどでしか接点はありませんが、授業中の発言やプレゼン、彼らと話をする度に、何かを吸収しようという姿勢は自分も頑張らないといけないと毎回気づかされます。日本のことに興味を持っている学生は多いので、イベントなどに参加すればすぐに仲良くなれると思います。

 

自由テーマ

3月も終盤に入り徐々に日の出の時間も早くなり、町も春らしくなってきましたが、いまだに雪が降る日もあり、外はとても寒い日が続いています。冬の期間は分厚い雲に覆われてどんよりとした日が多く、ひどい時は太陽を全く見ない日が何週間も続き、寒さ以上に辛いものがあったので、これほど春が待ち遠しいと思ったのは初めてだと思います。自分も含め多くの留学生がストレスを溜め、少し病んでいた時期があったのも今となっては良い思い出です。話は変わりますが、イースター休暇を利用してチェコのプラハへ行ってきました。ワルシャワ~プラハ間は観光バスが一日2~3本でており、片道3000円、12時間ほどでプラハに行くことができます。滞在した2日間共に天気があまり良くなく、少し寒かったですが、久しぶりに観光ができ良い気分転換になりました。