Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2017年11月号 国際学部 E.K

①授業について

今回のセメスターでは全部で7つの授業を受講しています(1.International Organization   2.History of International Relations    3.Transition Economics   4.Terrorism and  Organized Crime   5.Sustainable Development   6.European Integration    7.Polish for beginners )。経済学の授業はほとんど受けていないのですが、経済大学というだけあって、economicsと授業名に入っていない科目でも、何かしら経済面の考え方や見方が絡んでいる授業内容のものが多いです。

授業方法は講義形式のものがほとんどですが、2科目だけそうでないものを受講しています。Terrorism and Organized CrimeとInternational Organizationの授業です。まず、Terrorism and Organized Crimeは生徒参加型の授業で、授業中教授は学生に対してたくさんの質問を投げかけます。そして、その質問に対して学生たちが自分の意見をどんどん発言し、授業が進められていきます。なので、この授業ではノートをとる学生は少なく、ノートをとることよりも「自分で考える」ことが求められているように感じます。また、International Organizationの授業では、毎回、異なる国際機関に勤めている職員の方がゲストスピーカーとして講義をしに来てくださいます。これまでの授業では、United Nations、Amnesty International、 UNHCR、WTOに勤務されている方々の話を聞くことができ、それぞれの機関の活動内容や発足までの流れなどを学習しました。

 

 

②ルームメートについて

私のルームメートは韓国からの留学生で、来年の2月(1セメスター目が終わる時)まで彼女と一緒に一つの部屋を使います。留学先によっては、派遣前からルームメートに関する情報が知らされているところもあったようですが、ワルシャワ経済大学の場合は入寮するまでルームメートについて知ることができませんでした。なので、入寮して初めてお互いのことを知りました。留学前は「私のルームメートは何人だろう」「文化や宗教の違いでトラブルになったりしないかなあ」といった不安を抱えていましたが、今のところ大きな問題も無くたのしく生活しています。

私と私のルームメートは、普段の生活スタイルが比較的よく似ています。例えば、お互いの起床・就寝時間です。それほど重要なことではないように思うかもしれませんが、ルームシェアをするにあたって、お互いの起床・就寝時間のズレは精神的にも身体的にも相当なストレスになると思います。なぜなら、毎晩夜遅くに部屋へ帰ってくるような人がルームメートだったら、自分が寝ていても部屋は狭いので物音で目が覚めてしまいます。些細なことでもそれが続くと、大きな不満につながるのだろうなと留学に来てから思うようになりました。

ルームメートは自分で選ぶことができないので本当に運次第としか言えませんが、もし合わない相手となってしまった場合、部屋を変えてもらうことは可能です。私が仲良くしている友達の中にも部屋を変えた人はいるので、限界に達する前に寮の運営者のところに相談へ行ってもいいと思います。

<ルームメートと一緒にクラクフへ旅行>