Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2018年4月号 国際学部 S.F

現地の学生、友人について

今回のテーマでは現地の学生・友人とのエピソードや雰囲気について少し紹介したいと思います。私の印象ではSGHの学生はオンオフの切り替えが上手な人が多いと感じています。私が受講しているTerrorism and Organized Crimeという授業は学生からの人気が高く、留学生・正規学生合わせて100人程度が受講しています。ディスカッション形式で進む授業の中で、多くのポーランド人学生たちが流暢な英語で自分の意見や知識を述べているので、真面目で頭の回転が早い学生が多いと感じています。一方で、学生寮のパーティールームからはほぼ毎日騒ぎ声やポーランドの音楽が聞こえてくるので遊ぶときは全力で遊んでいる印象を受けています。このように、学生の多くは、授業とそれ以外の区別がとてもはっきりしています。

私が仲良くしているポーランド人の友人とは、キッチンで知り合いました。彼は同じ寮の隣の部屋に住んでいて、サッカーという共通の趣味を持っています。彼は大学院生で色々忙しく頻繁に話すわけではないですが、会ったときは30分前後の長話をすることが多いです。幸運なことに、彼は秋から日本の某大学へ留学が決まっているので留学が終わっても関係性は続くのではないかと考えています。ポーランドのプロサッカーチームの試合を見に行った時に、ポーランド語でわからないことなどを多く教えてもらいました。彼が関西へ旅行で訪れた時は、案内をしようと思っています。このように、キッチンなど日常生活の場から友人ができる貴重な時間をこれからも大切にしたいと思います。

 

日本経済文化研究会について

私がSGHに留学を決めた一つの理由として、日本経済文化研究会のイベントに参加することでした。留学先を選ぶ中で先輩がこの研究会に参加し、とても貴重な経験をしたということを言及されていたので、ぜひ参加したいと思うようになりました。前期は授業や他のイベントと予定が重なりほとんど参加できなかったので、後期はほとんどのミーティングに参加しています。研究会のメンバーはSGHの学生ではなく社会人や他大学の生徒が多いので、ミーティングに参加できる人は限られています。メンバーの不足に加え、予算も限られている中での活動となるので小規模での活動ではありますが、将来多くのメンバーを集めることや限られた範囲で魅力的なイベントを成功させることを目的として活動しています。先日Writing Your Name-Japanese Calligraphy Workshopというイベントを開催しました。このイベントでは日本に興味を持つポーランド人に書道を体験してもらうというイベントでした。参加人数は少なかったですが、参加していただいた人の中には日本語をこれから本気で学ぼうという学生もいました。そのような人々に研究会のイベントを通して、より日本に興味を持ってもらいたいと考えています。今年の9月からSGHに留学する人は、是非日本経済文化研究会へ足を運んでいただけたらと思っています。