Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2021年4月号 国際学部 S.S

①オンライン授業の受講について

ワルシャワ経済大学では、ほとんどの授業がMicrosoft Teamsを利用してオンラインで行われています(一部の授業はZoom)。時差が約7時間程度ある為、私が履修している科目は早くて日本時間で16:50から始まります。そして、遅い授業になると24:10から開始となり、授業は100分授業なので25:50に終了します。

私が苦労していることは、下の授業スケジュールの見て頂いて分かる通り、木曜日に授業を連続して履修していることです。前期科目に関しては、私が関心を抱いたものを受講しました。しかし、間の休憩が10分だけなので、かなりハードなスケジュールを組んでしまいました。この反省は、今後の後期の履修登録の際に必ず生かすだけではなく、現地の学生にそれぞれの科目の詳細や、講師の方々について伺うつもりです。オンライン授業でもGroup Taskがあったお陰で、他の学生の人たちと関わることが出来たのは幸いでした。

先月まではワルシャワ経済大学のオンライン授業の形式に慣れるので精一杯だったのですが、今月からはやっと余裕が生まれてきて、授業により集中出来るようになりました。今回約1年間オンラインでの交換留学の機会を頂けたことに感謝して、今後も勉学に励もうと思います。

 

 

②私自身の変化

オンライン留学が始まって早2ヶ月が経ちました。正規科目を履修していることもあり、授業に追いつくことに只々必死ですが、それと同時に言葉には表せないほどの充実した日々を送っています。その一因として、オンライン授業の質が高いことが挙げられます。また、教授との距離感も近いこともあり、不明な点についてメールを通じて質問できるので、授業に対する理解度も深められています。

「環境が変われば、自身の行動も変わる」という言葉がありますが、この2ヶ月の間の実体験からその意味が身をもって分かりました。実際、オンライン留学が始まってからとても忙しくなり、今までと同じ生活を続けていたら到底授業をこなすことが出来なかったと思います。この春から、勉強時間を自発的に増やすようになっただけではなく、自分の中でオンとオフの時間の区別をつけれるようになりました。

また、現地の学生と共に授業を受けていく中で、自身の無力さを何度も経験して、彼らとのレベルの違いに歴然としました。この悔しさは到底耐えられるものではなく、只々歯痒い思いをしました。このような経験は社会人になったらいずれ直面するものだと思うので、早い段階で経験できて本当に良かったです。そして、だからこそ私は少なくとも彼ら以上に時間を費やす必要があることを知り、かつてないほど勉強に対して向上心を抱いて、貪欲に取り組み続けていると思います。