Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2022年2月号 国際学部 S.S

1. この留学を振り返って

この留学を通して、勿論私の語学能力は格段に引き上がったんですが、私はコミュニケーション能力の成長を一番感じました。学生が主催するクラブや旅行などを通して、様々な学生や人々に会う機会があリました。私が初対面の人とコミュニケーションをする際に気を付けていたことが、常に柔和な表情を相手に見せることです。それによって相手との距離を縮めようと頑張った結果、留学中に私が想像していた以上に多くの友人に恵まれました。留学に来るまで、海外の人と親しくなるというハードルが私の中で相当高かったので、その壁を越えられて充実感に満ちていますし、ヨーロッパで出会った友人たちと今後も良い関係を保ちたいなと思っています。

本当にいろいろな経験ができた一方で、反省点も多くあります。私が予想していた以上に学生のレベルは高かったですし、彼らを見ていると私ももっと今まで以上に努力しなければならないなと感じます。自分の今の現状には到底納得していませんが、今の現実を知れたことは本当に良かったなと思います。SGHでの学びは私にとって本当にかけがえのないもので、多くの知見を得ることができました。それでも私は、友人からの刺激が一番大きかったように思えます。このような素晴らしい環境で学ばせていただく機会を設けてくださり、本当にありがとうございました。

 

2. 留学後どう留学経験を活かす予定か

将来の具体的なキャリアについてはまだ検討中ですが、留学で体験して修学する内容は今後の私にとって大きな意味を持ちました。SGHはヨーロッパの中心にあり、多くの欧米の学生が集まるため様々な文化に触れながら生活できます。実際に欧州からの学生だけではなく、アジア、ラテンアメリカ、アフリカの学生にも数多く出会いました。そして文化の壁を越えるための適応力を身につけることができ、社会に出たときに生かせると考えています。この留学期間で、社会における適応力や柔軟性を養えたと自負しています。

また、この期間を通して日本に関心を抱いてくれている学生にも出会えたので、今後は日本の魅力を発信して、彼らにもっと日本に興味を向けて欲しいと思っています。それは個人としても勿論発信していこうと思っていますし、企業という組織に属してからも日本の製品や技術力をアピールしていきたいと思っています。