Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2023年10月号 国際学部 A.Y

①環境について

 私は現在、大学のメインビルディングから徒歩5~10分、ワルシャワの中心部から電車で2駅の所にあるSabinkiという寮に住んでいます。寮は6階建てで、各フロアには共有のキッチン、トイレ、シャワー室が2つずつあります。部屋は2人部屋で、各部屋にはベッド、机、クローゼット、棚、共有の冷蔵庫があります。各部屋によって家具の数や大きさ、配置に若干違いがあり、私の部屋の場合、友達の部屋に比べて冷蔵庫が小さいです。そのため、私はよく1週間分の食材を買いだめしておくのですが、買い物をした日がルームメイトと被ると冷凍室は食材が入りきらないほどパンパンになることがあります。また、地下には洗濯機4台と乾燥機1台、洗濯物を干す部屋があります。洗濯機と乾燥機を使うには必ず8.5PLN(約318円)を払う必要があり、支払いは専用のアプリで行います。

 上記からも分かる通り、Sabinkiは基本ほとんどのものが共有です。そのため、キッチンや洗濯機、洗濯物を干す部屋は、時間帯によっては混みやすいですし、なかには使い方の悪い人もいます。しかし、その分、友達とばったり会いやすいので、コミュニケーションをとる機会は多く、これは大きな利点であると思います。特に、キッチンはいろいろな留学生と交流できる絶好の場所です。みんな自国の料理をよく作るので、いろいろな国の料理を知ることができますし、たまに一緒に料理をしたりもします。この間は、台湾人の友達と一緒に中華系の食品専門店に行き、一緒にお鍋を作りました。今では、キッチンは私にとって寮の中で一番のお気に入りの場所です。

 また、ワルシャワは首都なので、基本何でも揃っていて、公共交通機関も充分に発展しています。日本だと終電は深夜0時頃ですが、ワルシャワはバスだけは深夜0時を過ぎても走っているので、時間を気にせず遊ぶことができます。少し値は張りますが、日本の食品専門店や日本食レストラン、ユニクロや無印もあり、日本食が恋しくなると日本の食品専門店にたまに買いに行っています。

(ピアノ柄の横断歩道/台湾人の友達と作ったトマト鍋/ワルシャワのトラム。ワルシャワのトラムは、ワルシャワの旗にちなんで、黄色と赤色です/寮の庭)

 

②口座開設について

 次に、ワルシャワでの口座開設について紹介しようと思います。私の住む寮は、1セメスターの家賃をまとめて払う必要があり、その支払いのためにはワルシャワで口座開設をする必要がありました。Revolutというアプリを使って支払うことも可能なのですが、なぜか私のカードは全てはじかれてしまったため、しぶしぶ口座開設をすることにしました。ポーランドで口座を開設するためには、パスポートとPESEL(ポーランドの国民識別番号)という書類が必要です。PESELを貰うには、寮の0階のオフィスでPESELの発行に必要な書類を受け取り、その書類を持って郵便局?のようなところに行って、そこでやっとPESELを受け取ることができます。また、ポーランドは年齢が上の方は英語が話せないことが多いので、銀行によっては英語があまり話せない銀行員の方もいます。幸い、私が口座を開いたSantanderという銀行は、どの年齢の方も英語が話せました。ただ、やはり外国語での手続きなので、少し大変でした。私は、英語が堪能な友達と一緒に口座を開いたのですが、もし彼女と行っていなかったらと思うと彼女には頭が上がりません(笑)。 

(口座開設の記念に取ったパスポートと書類。日本のパスポートは初めて見たと言われました!笑)