Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2023年11月号 国際学部 A.Y

①授業紹介

 ワルシャワ経済大学の授業は、経済、経営、会計等、やはりお金に関する授業が多いですが、国際関係やテロリズム、ポーランドやEUに関する授業等、お金に関する授業以外も多く開講されています。留学生が履修できる授業のほとんどは3ECTS(2単位)で、授業時間は100分、出席を取る授業はあまりないように思います。また、多くの授業でグループプレゼンやグループレポート等、グループワークが成績評価に組み込まれています。私が今学期に履修しているProduct and Brand Strategiesという授業も、成績評価の50%がグループプレゼンとグループレポートです。グループプレゼンとグループレポートでは、企業の商品を一つ選び、その商品についてこれまでの授業の内容を基に分析を行います。この授業は名前の通り、商品戦略とブランド戦略に関する授業で、はじめの約1時間で教授が講義を行い、余った残りの時間でグループプレゼンとグループレポートで扱う商品について、その日の授業内容を基にグループで話し合いを行います。ただ、講義後のグループワークは強制ではなく、あくまで任意で、かなり自由な授業だと私は感じています。

②スーパーマーケットについて

 今回の自由課題では、ポーランドのスーパーマーケットについて紹介しようと思います。私の寮の周りにはいくつかスーパーがありますが、私は節約のために寮からバスで10~15分ほどのところにあるBiedronkaというスーパーを利用しています。Biedronkaは商品の種類が豊富で、恐らくポーランドのスーパーで最も価格が優しいです。そのため、自炊をする留学生の多くはこのスーパーを利用しています。ただ、やはり少し行くのが面倒な距離にあるので、私はBiedronkaに行く際は1週間分の食料をまとめ買いしています。ポーランドはヨーロッパの中では物価が安いほうなので、比較的安価に食材を手に入れられます。特に、野菜、果物、パン、ヨーグルトは安いと思います。ただ、現地の人曰く、ロシアによるウクライナ侵攻や新型コロナウイルスによりここ数年で物価が高騰したらしく、パンデミック前はもっと安かったそうです。また、ポーランドのスーパーは当り前ではありますが全ての商品表記がポーランド語です。そのため、はじめのうちは翻訳アプリは必須で、ただスーパーで買い物するだけなのにかなり苦労していました。特に、乳製品は種類が多いため違いが分からず、牛乳を買いたかったのに、間違って豆乳を買ってしまったり、飲むヨーグルトのようなものを買ってしまったりしたこともありました。けれど、全く知らない言語表記から目当ての商品を探し出すのは、宝探しみたいで少し楽しくも感じています。

 

(ワルシャワの旧市街で開催されたクリスマスマーケット/通学途中に通る公園)