Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

プエブラ栄誉州立自治大学
2016年2月号 政策学部 A.M

<治安、危険を感じたこと、トラブルについて>

メキシコとアメリカの国境沿いは治安が悪いので、近くまで旅行したことがありません。またメキシコシティ、グアダラハラ、アカプルコ、ベラクスルなどメキシコで有名な観光地も今は行くことがお勧め出来ません。死体の首を橋から吊り下げている写真や首を切り落とされた人の動画がネットにアップされているほど、治安は最悪です。私は旅行をする際は、安全が1番なので、危険と言われている地域には行かず、比較的安全と言われているところに行ったりしています。しかし、メキシコはやっぱり治安が悪いのでプエブラに居ても、夜の7時には家に帰るようにしています。夜遅くなる場合は流しのタクシーは利用せず、Uberというアプリで、その場まで迎えに来てもらうようにしています。他の大学の友達は夜遅くでもバスに乗って帰っていて怖い思いは一度もしていないそうですが、私はお勧めできません。少しコストはかかっても自分の身をより守れる選択をするのがいいと思います。メキシコの留学を控えたくなるようなことばかり書きましたが、注意しながら暮らしていけばなんのトラブルも起きませんし、私自身一度も怖い思いをしたことがないので安心してください。

<キューバ旅行について>

先日週末にキューバへショートトリップして来ました。メキシコはアメリカ、キューバ、南米へのアクセスがよくとてもいい位置にあると思います。キューバへは飛行機で最短2時間で着き、スペイン語圏なので留学生にお勧めの国です。また昨年の7月にアメリカと国交が回復し、今キューバが国交回復により変わる前に旅行しておきたいと沢山の観光客が訪れいる人気の国らしく、空港には沢山の日本人を見かけました。キューバでは民間人、観光客で通貨が違います。お釣りや両替の際には注意が必要です。また料金を変えたり、クラシックカーで観光ガイド付きと言われて参加しても一切ガイドをされずに終わったり、道で勝手に歌われ、勝手にお金を請求されたりと嫌な思いもしました。キューバ人の中には黒人で体の大きな人が沢山いて怖かったので言われるがままに、お金を渡してしまいました。ハバナでは沢山の人がお酒を飲みに行こうや日本が好きなんだなどお誘いを受けますが全部最終的には日本人が奢らないといけないみたいなので注意が必要です。私たちは日本人宿に泊まり、そこではキューバについての情報ノートを見ることができ、とても参考になりました。私達がキューバの人にうんざりしていた時、サンタクララという4時間離れた場所まで運転してくれたタクシーの人がとても親切で話も面白く、観光地にも値段を変えずに連れて行ってくれたり、実家に連れて行ってくれたり本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。サンタクララに着いてからは一緒に飲みに行きました。そこで話しているとキューバは社会主義国で貧しい人が多く、仕事を持っている人でさえ給料の多くは国に持っていかれるとのことでした。それでも街に居た家のない人にお金を渡していたり、すごく暖かい国だと思いました。その後カサと言う一般の家庭に泊まることの出来るお家に着いた時私たちは値段を勘違いしていて、倍のお金を支払おうとした時に親切に訂正してくれて、驚きました。やっぱり悪い人もいるけど、それよりも暖かい人が多いと感じました。キューバのスペイン語は、癖が強く聞き取りにくかったですがスペイン語を使って旅行が出来て楽
しかったです。

 

キューバの街並みです。

 

葉巻を吸っています。

 

チェゲバラのお墓です。