Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

プエブラ栄誉州立自治大学
2018年11月号 経営学部 Y.Y

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

私自身はまだ危険なことに巻き込まれていないですが、他大学の子たちがバスの中で携帯を盗まれたり、パーティーで財布やカギを盗まれたりしています。そのため、自分が海外にいる自覚をもって、自分の身を守る必要があります。夜になると人通りはかなり減って、少し怖い印象があります。そのため夜は何かパーティーや用事がない限り、外出はしないです。出かけたとしても、Uber(個人タクシーのようなサービス)で基本的には帰ります。

日本に住んでいると、誘拐や強盗といった事件はニュースぐらいでしか聞くことはありません。けれどメキシコに住んでいると、友達から近所で空き巣があったから、自警団を組んで警戒しているといった話を普通に聞くことがあります。確率的に言えば、日本よりも犯罪に巻き込まれやすいと思います。しかし人通りが少ない通りは歩かないなどの行動で、その確率は減らすことが出来るので、未然に防ぐことを意識して生活すれば大丈夫です。

話しは変わりますが、メキシコに住んでいると、外国人だからわからないだろうと高を括って釣銭をごまかしたり、早口でまくしたてて騙そうとする人々に出会うことになると思います。マクドナルドでも一度ドリンクを勝手に一番大きいサイズに変更されました。スペインにも2回、1ヶ月間滞在したことがありますが、スペインではこうした経験はなかったので、とても驚いたことを今でも覚えています。私は多少スペイン語が分かるので、言い返すことが出来ますが、喋れない人は何も言い返せないです。そこに付け込むことは人としていかがなものかと思うと同時に、非常に悲しくなりました。

そういった人々はメキシコ人のごく一部ですが、必ず生活していれば出会うことになると思うので、その時のためにも勉強しておいたほうがいいです。

 

気候について

メキシコに着いたときは8月だったので、「朝と夜は冷えますが、シャツ1枚に羽織るものがあれば快適に過ごせます」とマンスリーレポートの8月号に書きましたが、11月ごろになると想像していたよりも、朝と夜が寒いです。私や知り合いの多くが風邪をひいていました。最低気温は6度ほどまで下がるので、日本の冬と同じような服装でちょうどいいです。メキシコの家にはあまり暖房がないので、部屋着は暖かいものを用意したほうがいいです。ホームステイ先のお母さんは、家の中でコートを着ています。

しかし、晴れた日には最高気温が23度程まで上がり、日光が非常に強いので長袖だと少し熱いと感じます。そのため、体温調節のしやすい服が必要だと思います。雨は午後4時から7時にかけて通り雨のように降ることが多いですが、一日中降ることは稀なので折りたたみ傘で十分です。