Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

プエブラ栄誉州立自治大学
2019年5月号 経営学部 Y.Y

この留学を振り返って

10か月の留学は終わってみればあっという間でした。本当に良い経験をしたと思います。初めは慣れない環境と語学力の低さで、憂鬱な日もありました。しかし、日本に帰って思うことはもう1年メキシコに滞在して、勉強したいということでした。規則上、期間の延長は無理らしいです。

こう思えるのも、友達やホストファミリーなどメキシコで出会った人々のおかげです。留学中は楽しいことも、悲しいことも、腹が立つこともいっぱいありました。外国の大学で単位を取ることの難しさ、異なる価値観を受け入れる難しさ、また、日本に生まれて留学まで出来ている自分の恵まれた環境など、留学しなければ気づかないことがたくさんありました。

こうした経験のおかげで私はより成長したのではないかなと思います。帰国してすぐに就職活動を初め、さっそく面接で課題が多く見つかりましたが、その課題を克服するために友人に模擬面接を頼むなど、自分で積極的に問題解決のための行動を起こせるようになりました。これもメキシコでは自分から動いたり、頼まなければ誰も助けてくれない状況により、身についたのではないかと思います。

少しでも留学に興味があるのであれば、ぜひ挑戦してほしいと思います。私は日本とは違う世界を見てみたいという理由だけで留学しました。理由は何でも良いと思います。一所懸命に生きていれば、必ず得るものがあると思うので、ぜひメキシコに留学してください。

 

 

 

帰国後どう留学経験を活かす予定か

私は初めは日本で働いてキャリアアップを目指したいので、今のところスペイン語を使う機会はありませんが、将来的には中南米でもお仕事をしたいと思っています。特に日本のものを世界中に広めたいです。そのため、スペイン語の学習は継続して行っています。英語への苦手意識も無くなったので、英語の習得にも力を入れます。

DELEというスペイン語の資格があり、現在はA2とB1の勉強をしています。最終的にはB2まで取れるように、スペイン語力を上げたいと思います。いつ中南米に行くチャンスが現れるかわからないので、いつでも行けるように備えておきたいです。

海外へ住むことへの抵抗は感じないので、選択肢は日本から世界へ一気に広がったと思います。この留学経験がどう活かされるかはわかりませんが、少なくとも人生を歩む糧になると思います。

メキシコの旗を記念に買いました

メキシコで出会った日本人の友人です。