グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

米国仏教大学院
2016年5月号 文学部 Y.H

〈この留学を振り返って〉

お陰様をもちまして、無事1年間の留学を終えることができました。海外留学経験はありましたが、やはり慣れない環境での生活で困ったこともありましたが、周りの方々に色々助けていただきました。IBSの先生や、龍谷大学のグローバル教育推進センターの職員の方々など、多くの方々の支えによって終わることができました。この場をお借りして感謝御礼申し上げます。

留学前は、浄土真宗における宗教間対話を研究したいとの理由で、IBSへの留学を決めました。当初は何をどのように研究したらいいかわからず、手探りの状態でしたが、何事にもアグレッシブに行動することで、1年間で多くの研究者と面談を行ったり、宗教間対話に参加したりするなど、充実した日々を過ごすことができました。あまりにも多くの行事などに参加しましたので、ひとつひとつ取り上げることはできませんが、最も印象深い経験は英語で法話をさせていただいたことです。San MateoやWashington DCなどに呼ばれ、多くの聴衆の前で浄土真宗の教義について説明しました。予想以上に質問があったことは印象的でした。また2月には若手仏教徒のセミナーである、Techno Buddhaの実行委員として企画立案にまで参加し、当日では英語で通算3時間ほど法話をしました。大変苦労はしましたが、日本では経験できない思い出深い体験となりました。

また大学院ではDavid Matsumoto教授と修士論文に関して個人的に指導を受けることができました。修士論文は英語で書く予定ですので、翻訳の仕方や英語の論文の書き方など、丁寧に一から教えていただきました。先生はお忙しい中、いつもシュケジュールを調整してくださいました。本当に感謝感謝です。

正直、あっという間の1年間でした。この経験は一生の宝物になると思いました。大切にしたいと思います。

 

〈帰国後どう留学経験を活かす予定か〉

今後は予定通り、博士課程に進学する予定です。研究のテーマは「浄土真宗における他者との対話」であり、主に他宗教との共存の方法を国際的な視点から研究する予定です。その為、博士課程在学中にハーバード大学神学部の宗教多元主義プロジェクトなどに参加しようかと考えています。幸い今回の留学で、多くの人脈ができましたので、ぜひ今後の研究者生活に活かしていきたいと思います。

また、前述の通り英語で法話をする機会を何回か頂き英語もかなりの自信がつきました。TOEFLの点数もきっと上がっているかと思います。そのため、日本においても浄土真宗を英語で布教をしたり、海外の研究者たちとの架け橋のようなお手伝いができればと考えております。

今後の予定は色々とありますが、まずは修士論文を英語で書くことを終わらせたいと思っております。また去年と同様に、グローバルコモンズでこれから留学を希望している方々の相談などができれば光栄に思います。