Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2016年1月号 文学部 R.M

  1. 試験について

もうみなさんご存知かと思いますが、日本の大学と違いカルガリー大学の授業にはmid- term exam とfinal examの2種類があります。また、授業によってmid-termが複数あるものや、それに相当するレポート課題が出されたり、final examもテスト期間に受けるものだけではなく、take home examという形をとっている授業もあります。さらに、これらの試験に加えて小テストや課題が与えられます。私が秋学期に受講したLING201(言語学入門)の授業では、以前のマンスリーレポートでも書きましたが、mid-term, final以外に小テストと課題が定期的に出されます。mid-temは10月半ばに1週間程あるreading holidayの後に授業時間を使って行われました。そして、finalは12月中旬から始まるテスト期間中に行われました。MUSI203の授業もmid-termが10月末に行われ、12月にfinalの試験が行われました。中間試験は基本的に授業中に行われますが(授業によっては授業外の土曜日などに試験を実施するものもあります)、試験期間中に行われるfinal examは時間も場所も普段の授業とは異なります。例えば、LING201の授業は普段朝10時に授業を受けているのですが、学期末試験は夜7時から全く別の教室で受けることになりました。なので、私は本番でも自分の実力が出せるように、試験勉強は図書館に行かず、なるべく夜7時から試験が行われる教室で勉強していました。

 

2. 授業紹介 LING223

Fall semesterに引き続きWinter semesterの授業も紹介していきたいと思います。このLING223の授業はLanguage and advertisementという授業で、授業名通り広告において言語がどのように効果的に使用さているのかをこれまで行われてきたいろいろな研究を通して学習していきます。この授業では、weekly assignmentが10回、biweekly quizが5回、essayが3回、そして学期末のgroup presentationで評価されます。この授業は言語学の授業なので、私ははじめ言語学の知識を使って広告の聞き手・読み手がどのようにそれを解釈しているのか勉強するものだと思っていたのですが、実際授業を受けてみると、広告を出す側に焦点が当てられ、どのようにすれば彼らのターゲットの注意を引き付けられるかというマーケティングの要素が強いなと感じました。なので、私が望んでいた授業とは全く違いましたが、授業で扱う題材やメソッドの中には興味深いものもあり、今後広告を見聞きした時の受け取り方・考え方も変わるので、もし内容に興味があればオススメできる授業です。また、winter semesterは授業開始から、2週間ほど何度も授業を変えられるので、興味のある授業はとりあえず一度出てみることをお勧めします。