Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2015年12月号 文学部 R.M

1.治安、危険を感じたこと、トラブルについて

こちらに来てから買い物に行くのによく電車を利用していますが、特に危険を感じることやトラブルに巻き込まれることは今のところありません。ただ、こちらでは日本と違いよく人に話しかけられます。清算中にレジの店員と話すのはもちろん、レジに並んでいるときや買い物をしているときなどもよく話しかけられます。一度中国の方に自分も中国人だと思われ、こちらが英語で話そうがお構いなしに終始中国語で話しかけられたことがありました。また駅で電車を待っているときに一人の男性が私に「今から何かビジネスを始めたいけどお金が全然なく少しでもいいから恵んでくれないか」と話しかけられたこともありました。こういった事もありますが、こちらの治安は比較的安全だと思います。それよりも気を付けていただきたいのはカルガリーの自然環境です。この時期になると外は雪が常に積もっており、歩いていると滑ることもよくあります。私はこのような環境で生活した経験が全くなかったので、何も意識せず普段通り歩いていると、階段で滑って指をけがしました。骨折や骨にひびが入ることはなかったのですが、少しの間ペンを握るのにも苦労しました。これら以外に皆さんがこちらの生活で少し困りそうな小銭の使い方について書きたいと思います。こちらの小銭には5、10,25セントと1ドル、2ドルがあります。1ドル、2ドル、25セントは比較的使いやすいのですが、5セントと10セントはあまり使う機会もなく手元に増えていくので、私の場合は、お釣りでもらう5セント、10セントはチップとして渡すか、私のルームメイトがお菓子好きなので、自販機で買って彼にあげています。特に自販機を使うのはこれらの増えてしまった小銭を一気に減らせるのでお勧めです。以上が私の小銭の使い方です。皆さんの参考になれば幸いです。

2.授業紹介 MUSI 203

この授業はJazz Historyという授業で、月曜日の18:00-20:50に開講されています。授業内容はearly jazz, swing, bebop, cool jazz, hard bop, avant-garde, fusionと順番に歴史的な背景とともに、各スタイルの特徴やその時代に活躍したプレイヤーを勉強していきます。この授業では主にサックスやトランペットなどの各楽器の聞き分けや曲を聴いてその曲の特徴(フォームや何コーラス演奏されるかなど)を少人数のグループで話し合ったり、ルイ・アームストロング、チャーリー・パーカー、マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーンなどのDVDを鑑賞し、その時代のトレンドや各プレイヤーの音楽に対する考え方などをインタビューや演奏などを通して学びます。また最後の授業では実際にこの大学で行われたジャズライブを聴きに行き、生でジャズという音楽を体験することもできました。この授業では、楽譜を書くことや楽器を演奏することはないので、音楽の経験が全くない方でも問題なくついていける授業です。この授業では出席点はなく、mid-term, finalとも100題の選択問題でそれぞれ50%ずつの配点になっています。