Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2012年11月号 国際文化学部 A.A

<試験について>

試験はmid-term examとfinal examがあります。これは日本でいう中間テストと期末テストのようなものです。mid-termとfinalの前になるととても忙しくなります。mid-termは各学期いが始まって約1か月後くらいに行われ、finalは学期の最後の2週間程の試験期間中に行われます。mid-termは授業の時間中に行われますが、finalは違います。1つの試験時間が約2~3時間もあります。試験の開始時間も早朝からのものや、夜6時や7時頃から始まるものもあります。私はどちらかといえば夜型人間なので、早朝のテストはコーヒーを飲んで頑張りました。また、試験の形式や難易度も授業によって大きく異なります。エッセイ方式だけのテスト形式やエッセイと選択問題、授業によっては選択問題だけの形式のものもあります。(私は不運なことに容易なクラスに当たったことがないので、友達から聞いた話ですが・・。泣)この2つのmid-termとfinalの他に、授業によってはQuizとよばれる小テストのようなものが、定期的に行われる授業もあります。このように気を休める間もなく、1つ終わればまた1つと、自然と日々勉強に追われます。

 

<治安、危険を感じたこと、トラブル等について>

治安や危険を感じたことは今のところ一度もありません。カルガリーはとてもゆったりとしていて、ダウンタウンであっても治安はとてもいいと思います。カナダ人の友達に聞いてみても、危険な場所や特に気を付けないといけない場所はないと言っていました。大学のキャンパス内であれば、セキュリティーの人たちがいたり、寮も大学のキャンパス内にあるので、夜に出歩いても安全です。安全であるとはいっても100%安全だというわけではないので、1人で出かけることはできるだけせず、常に誰かと一緒に居るようにしたり、どこに行く際も周囲に注意は払うようにしています。日本で居酒屋でお酒を飲んだり、カラオケを楽しんだりするように、こちらではバーやパブでお酒を楽しんだり、クラブに行ったり、寮でパーティーをして週末を過ごすことが多いです。そして、クラブに行くと一緒に踊ろうと言われたり、色々なことに誘われることがあります。私は日本の文化からか、はっきりと「NO」と言うことに抵抗があり、曖昧な返答をしていました。私としてはNOと伝えているつもりでしたが、相手にはそう伝わっておらず、何度も何度も誘われました。私がお店を出て他のお店に移動しても、その人はストーカーのようについてきていました。友達にそのことを伝え、助けてもらい幸い何も被害にあいませんでしたが、その時以来、嫌な時ははっきりと「NO」と言えるようになりました。自分の身は自分でしか守れないので、何事もストレートに言うことは慣れないので抵抗はありますが、はっきりと意見を述べることが大切だと気づきました。

 

<自由テーマ(バンクーバー・シアトル旅行)>

mid-termの後に、Reading Weekという5日~1週間ほどの休み期間があります。そのReading Weekにバンクーバーとシアトルへ友達と旅行に行きました。10人の友達とレンタカーを借りて車で行きました。カルガリーからバンクーバーまでは片道約15時間の長旅でした。飛行機で行くとほんの2時間ほどで着くのですが、節約のために車で行くことになりました。車での長旅は確かに少ししんどかったですが、景色をゆっくりと楽しむことができたり、休憩をしながら色々なところにも立ち寄ることができたので、とてもよかったです。バンクーバーでは山を登ったり、ダウンタウンで買い物をしたりしました。バンクーバーからシアトルへも車で行き、国境を初めて車で越えました。島国の日本ではなかなかできない経験だなと思い、少し興奮してしまいました(笑)シアトルでは、パブリックマーケットに行ったり、スターバックス1号店に行ったりしました。あまり十分な時間のない旅行でしたが、色んな初めての経験ができ、友達との仲もよりいっそう深まり、忘れられない大切な思い出になりました。