Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2012年12-1月号 国際文化学部 S.N

<冬休みの過ごし方について>

Final examも12月中旬で終わり、そこから1月7日まで冬休みでした。冬休みの期間はそんなに龍谷大学と変わらないと思います。そして、カルガリーに来ている留学生は全員が2 term 受講するわけではなく、1 termだけの人もいます。実際こっちでできた友達の半数くらいが、1 termだけの滞在だったので最後にfarewell party(お別れ会)を行いました。やはり最後だけあって、かなり盛り上がり、みんなで写真を撮ったり、いつも通り他愛もない会話をして大いに楽しみました。会話をしているときはそこまで実感していなかったのですが、いざ別れるとなるとやはり非常に寂しくなるもので、せっかく友達になってこれからという時に離れ離れになるのは辛いものです。ただそこで感じたのはお互いそれぞれがお互いの国、文化に興味を持ちそして「絶対お前の国に行くから、また会おう」といえることはすごくいい関係だなと思います。日本にいるときは自分の中に”また会えるから”という感情があり、多少出会いをおろそかにしていた部分もありましたが、ここで出会った友達は国も文化もすべてが違い“また会おう”といってすぐに会える環境でもありません。なのでこういった環境でより一層出会いの大切さに触れることができました。これはこれからもずっと大切にしていきたいと思っています。

そしてfarewell partyが終わり、みんな旅行をしてから母国に帰るということでどんどんいなくなっていき、2 term滞在する友達もこの冬休みの間にアメリカ旅行に行ってしまい、さらに追い打ちをかけるかのようにカナダ人の友達もホームタウンに一旦帰るということだったのでカルガリー大学にほとんど人がいなくなってしまいました。まずそこでこの3週間くらいの冬休みをどう過ごそうかと、特にクリスマスと大晦日。なのでここにいるであろう友達に片っ端から連絡してみると友達の中で数人カルガリーに滞在していることがわかったので、一緒にスカッシュをしたりジムにいって運動したり、ダウンタウンに出かけたりしました。特にジムに関しては、termの期間中は人が多かったり、本気で鍛えている人が多く少し入りずらい雰囲気があるのですが、冬休みの最中は比較的人は少なく非常に入りやすいのでお勧めです。そしてクリスマスは友達4人で集まってお互いそれぞれが料理を作ってクリスマスパーティーをしたのですがそれぞれが4人前を作ってしまい、あまりに量が多くて食べきることはできませんでした。そのあとにみんなでその寮にあるビリヤードをしてその日を楽しみました。

それから2012年の大晦日ですが、旅行に行っていた友達やホームタウンに帰っていた友達が何人かカルガリーに戻ってきたのでその日はその友達と過ごすことになりました。olympic parkというところで7時ころからイベントがあったのですがまだ新年を迎えるまでだいぶ時間があるということでバーに行ってお酒を飲みながら時間をつぶしていました。そして時間帯も12時近くになってくるにつれて会場のボルテージも上がってきて、多分カナダの歌手が歌で会場を盛り上げてどんどん盛り上がってきました。そして2013年を迎えるときには花火が打ちあがり、みんなで抱き合いながら祝いました。しかし会場の人は意外とそっけなく、まだ会場ではイベントが行われているのに対し、大多数の人が帰り始めました。そのあとは僕たちも会場で盛り上がったり、先ほど述べたようにお酒も飲んでいたのて、結構疲れてしまったのでそのまま帰りました。日本では新年に初詣に行く人が多いと思いますが、カナダにはそういう文化もないのでいつもに比べて素朴な感じがしてあんまり新年を迎えたという感じはしなかったです。実際海外で年を越すのは初めての経験だったのですが、新年の過ごし方、迎え方など非常に新鮮でなおかついい経験になりました。