グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2015年2月号 国際文化学部 A.M

異文化理解について

 

今回は、私がカルガリーに来てから経験した、文化の違いについて紹介したいと思います。

カルガリー大学には世界各国から様々なバックグラウンドを持った学生がいます。そのため、多くの学生は私を外国人生徒として認識してくれません。クラスでは自己紹介する時に始めて、私を日本から来た交換留学生と理解してくれます。また、私は日本人特有英語のアクセントが強くないようで、カナダ人と勘違いされることも多々あります。日本のように、外国人だからと特別な扱いをされることももちろんありません。このようにカルガリーは多様性に富んでおり、色々な人種が住みやすい町です。またカナダ人はアメリカ人と比べて、”Thank you” “Sorry” を頻繁に使うように思います。目が合えば微笑み、ドアを開けて待ってくれたりと、とても優しいです。これらは日本にはない習慣、そしてアメリカでもあまり見受けられない光景で、カナダならではの良い点だと言えます。一方、カナダのレストランやお店では、店員達のお客さんに対する接客はとてもカジュアルです。行く場所にもよりますが、日本の接客と比べるとやはり質は劣るように思います。

 

 

次に、ドイツ、フランスの文化について少し紹介したいと思います。同じ交換留学生の親友達がフランス、ドイツ出身なため、それぞれの文化や習慣を知ることが出来ました。

これらの二つの国に共通していえることは、よく批判をすることです。特に食に対してシビアです。フランス、ドイツには美味しいパンがあるのに対し、カナダにはこれらのパンは存在しないと皆口をそろえて不満を言っていました。彼らの影響か、私も最近ではよくカルガリーには美味しい魚はない等と文句を言うことが増えたように思います。また、どちらの国とも車はミッションが主流らしく、カナダでオートマチックしか運転できないことに驚いていました。言語的な面では、ドイツ語もフランス語も英語に比べると本当に難しいです。今学期から、第三言語としてフランス語を勉強し始めましたが、フランス語は沢山のルールや例外ばかりで、日本人が習得するにはかなり時間を要する言語のように思います。日本人だと分からない発音の違いもあり、私自身かなり苦労しています。フランス人達が、口を揃えて「なんでフランス語なんか難しい言語を勉強しているのだ」と言うくらいなので、それだけ複雑な言語なのだと思います。そして、そのような複雑な言語だからこそ、彼らはフランス語という母国語に誇りを持ち、大事にしているようです。ドイツ人に関しては、ビールをよく飲み、車の運転が非常に上手です。性格的には日本人と似ているところも多々あります。このように、交換留学生としてのカルガリーでの生活は、毎日色々な発見があり本当に楽しいです。

 

最後に、日本の文化の特徴について、(礼儀正しさと、遠慮が裏目にでるネガティブな例)を紹介します。例えば、「その靴可愛いね」と褒められた場合、日本人であれば「いえいえ、そんなことないよ。」などと答えることが普通だと思います。しかし、ヨーロッパ人や西洋人は「そうなの。ありがとう。私のお気に入りなの。」といったように肯定し、返答します。したがって、西洋人と会話をする時、このような状況では、素直に「ありがとう」と答えるのが良いです。最初のうちは照れくさいですが、”You look good. You are beautiful” と言われたら”Thank you. ”と受け入れましょう。

 

カルガリーでの生活も残り1ヶ月半となりました。帰国後の就職活動に向けて準備を進めつつも、カルガリーでしか経験できないことを満喫し、出来る限りのことを吸収して帰りたいと思います。