Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2016年12月号 国際学部 M.B

【治安・トラブルについて】

カルガリーは治安が良く、昼間であれば一人で出歩いても特に問題はないと思います。大学内はもっと安全で夜ひとりで図書館から帰る時も危険を感じたことはありません。ただ、木曜日と金曜日は大学内のクラブでパーティーをしている人が多く、夜は酔っぱらった人がうろついていることもあるので、早めに寮に帰るようにしています。さすがに日本に比べれば治安の面では劣りますが、基本的に安全な街で人も本当に親切です。特に感動したのは、信号のない道で車が止まって道を譲ってくれることです。

【授業紹介】LING201

今学期Lingistics201という授業を履修しました。この授業は言語学の基礎の授業で、英語を他の言語と比べながら、発音や文法、語彙の特徴などについて学ぶものです。今学期はPhonology, Morphology, Syntax, Semanticsの分野を学びました。この授業はAssignment6回、Quizと呼ばれる小テストが8回、MidtermFinal Examで成績が決まります。最初は全く理解できずかなり心配しましたが、なんとかすべての課題とテストをクリアすることができました。授業後はパワポと教科書をたくさん復習しましたが、ひとつひとつの単語が専門的で難しいので、小テストのときは何を答えればいいのか分からないときすらありました。最後まで頑張れたのは、一緒に授業を受けてくれる友達がいたことです。彼女はフランスからの交換留学生で、図書館や寮で一緒に課題をしたり、お互い勉強が落ち着いた日に遊びに行ったりしました。

また、この授業で一番驚いたことは、日本語がたくさん登場したことです。英語と違う言語の例として日本語がほぼ毎時間紹介されていて、日本語が英語とかけ離れた言語であるということを実感しました。おじいさんとおじさんのように、日本語は母音の長さで意味が変わり、これは英語話者からすると区別がつかないことや、物によって単位が変わり、その発音も個数によって変わること(いっぽん、にほん、さんぼん)など、日本語をツールとしてではなく言語として客観的に学ぶこともでき、とても興味深かったです。言語の世界は奥が深くとても難しいということを改めて感じる授業でした。次のセメスターでは言語学の授業数を増やし、より専門的に学んでいきたいと思います。


【冬休み】

みんな帰省したり旅行に行っているので、冬休みの寮はとても静かです。わたしのルームメイトも帰省しているので、広い共同スペースを一人で占領しています。

わたしはカルガリーに残って、友人と湖にスケートに行ったり、ホームパーティーに参加したり、レイクルイーズにスキーにも行きました。友人やまわりの人たちに恵まれてとても楽しい冬休みを過ごしています。

年越しは、龍大の友人とニューヨークに行ってきます。みんな留学中で久しぶりに会えるのでとても楽しみです。


クリスマスは湖でスケートをしました。マイナス20度です。



イルミネーションにも行きました。



レイクルイーズのスキーリゾートです。



オリンピックパークのアトラクションに参加しました。