Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2017年1月号 国際学部 M.B

【試験について】

大きな試験は主にMidtermFinalの2つがあります。Finalは全授業が終わってからの2週間がテスト期間で、かなり勉強時間があり、その空いた期間に補講などもあります。また、Final2時間や3時間のものがほとんどで、問題量もとても多く大変でした。授業によっては、Midterm2回あったり、Finalがテスト期間中ではなく授業内で行われたり、さまざまです。特に語学の授業は他のレクチャー形式のクラスとは違い、MidtermFinalもなく、授業期間内に45回のテストを受け成績が決まります。Midterm Testの後はReading Weekという1週間ほどの休みがあり、この期間に旅行に行ったりする学生も多いです。この休みが設けられている理由は、学生の自殺をふせぐためだと聞きました。それだけカナダの大学を卒業するのは、大変だということが分かります。実際、AssignmentEssay, Quizなど毎週休みなしで、いろんな課題に取り組まなくてはならず、土日も図書館で勉強している学生は多いです。わたしは秋学期に履修していた教科を、無事にすべてパスすることができたので、今学期は秋学期にとった授業からさらに踏み込んだ授業を履修しています。内容が専門的なので苦戦していますが、留学生活も残りこの学期だけなので、しっかり学びたいです。


【冬休み】

12月号で紹介したように、冬休みを利用してニューヨークに行ってきました。大みそかはタイムズスクエアで14時間待って2017年を迎えました。年越しの瞬間は本当に感動的で夢のような時間でした。ずっと行きたかった憧れの街で、迎えた年越しは間違いなく一生忘れられない思い出になりました。午前10時からタイムズスクエアに入ったのですが、その時間は日本の年越しの時間で、周りにいた日本人と一緒にカウントダウンしたのもいい思い出です。

楽しいことばかりではなく、今回の旅行で初めてカナダ以外の海外の都市を訪れ、怖い経験もしました。カメラを首から下げて、タイムズスクエアを歩いていると、キャラクターのコスチュームを着た人たちに囲まれ、写真を一緒に撮ろうと言われお金を要求されたことが、一番ショックでした。また、ホームレスの多さにも驚きました。ファストフード店で、10代ぐらいの若い男の子がお客さんに扉を開け閉めして、チップをもらっていることに胸が痛みました。思っていた以上に貧富の差が激しく、見ていられないぐらいの光景もありました。この差はどこから生まれてくるのだろうと、旅行中何度も思いました。

ニューヨークはずっと憧れの街で本当に素晴らしいところでしたが、実際行くと思っていたのと違った部分もあり、精神的にも疲れましたが、それも含めて楽しめたし、本当にいい経験になりました。

 

自由の女神像です。この日は年末ということもあり、チケットが売り切れてしまい島に上陸はできませんでしたが、船で近くまで行くことができました。

Brooklyn Bridgeです。船の上から撮影しました。後ろに見えている都市がマンハッタンです。

9.11の慰霊碑です。ニューヨークで絶対に訪れたい場所だったので、実際行ってしっかり目に焼き付けてきました。

Yellow Cabです。いろんな車種のYellow Cabが走っていましたが、私たちが乗ったのは電気自動車で小さいテレビが後ろの席についていて思ったよりハイテクで驚きました。

そして最後は、Times Squareの年越しの瞬間です。