カルガリーに着いて初めの週はオリエンテーションとウェルカムイベントがたくさんありました。オリエンテーションは基本的に大学の施設や緊急時の案内など基礎知識的な内容であったので、詳細は省きますが、そこには数百人のインターナショナルの学生が来ていました。ちなみに朝食がブッフェ形式で用意されていたのでとても良かったです。ぱっと見た感じだとアジア人でも日本人はほとんどおらず、フランスやホーランドなどのヨーロッパからの学生が非常に多くみられました。国際色が非常に豊かで新しくできた友達の出身国もすでに20ヶ国を超えており、自分たちと全く違う文化や生活が学べそうです。
ウェルカムイベントでは学校側がインターナショナルの学生に友達を作る機会を多く与えてくれ、そこでたくさんの友達を作ることができました。イベントは想像していたよりも派手で何人かで楽しめるちょっとしたゲームがいくつか用意されていました。中でも最も友達を作ることができたのはスモールトークをいろんな学生とできるブースです。基本的に全員英語をほぼ完璧に使うことができるので、ある程度英語力がある方は参加するといい経験ができると思います。今でも定期的にインターナショナルの学生と交流することができる機会が用意されるので、毎回新しい友達が作ることができ、友達が新しい友達を連れてくるので人脈は脈々と広がっていきます。
私は日本の歴史、言語学そして英文学の3つのクラスを履修しています。授業の難易度は少し高いですが、その分野に精通していれば問題なく講義を理解することができます。私は言語学をいくつか履修していたので難なく理解できます。ではせっかくの留学でなぜこのような授業を履修しているのか。私はこの留学を有意義で貴重な体験にしようと考えています。 日本史を履修した目的は日本の歴史を客観的に見てみたかったからです。日本で教えられる自国の歴史は、主観的で肯定的に抗議されます。しかし世界から見た日本は私たちが思う日本と実際かけ離れています。私はそこに興味を持ち、どのように授業が進められていくのかを学ぼうと決めました。言語学は多言語を勉強するにあたって必要なスキルであるという認識です。そしてすでに学んだことを英語で勉強することで、そのスキルがさらに自分のものになると考えたためにとりました。英文学は少し大変で1セメスターの間に5冊の小説を読み、毎週小クイズが行われ、クリティカルシンキングと共に客観的な思考を踏まえたエッセイを各小説について書くことが求められ、最後には自分の文学を書く必要があります。難易度は非常に難しく英語母語者以外が取ることは好まれません。私はこの授業で将来のため英語をより深く学び、自分の考えを書き、伝える力や読み取る力を身に着けるために履修しました。力は火を見るよりも明らかについていることが実感できます。簡単には好成績は取れませんがそれに挑戦する十分な価値が見受けられます。