Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2018年9月号 国際学部 T.K

オリエンテーションについて

まず、自分の入寮予定日であった9月2日には、到着後にDining Centerという建物のResidence Servicesという部署へ向かい、寮へのチェックインをした。自分のパスポートを提示して住む部屋が合っているかを確認して鍵等を受け取るだけで、特に説明もない簡単なものであった。鍵は洗濯機用のチャージ式のカードとメールボックスの鍵と一緒に、部屋番号が記された袋が渡された。その日には、Welcome eventとしてDining Center前でBBQが行われていて、誰でも無料でハンバーガーを受け取ることができた(買い物に行っている間に終了していて食べられなかったが…)。3日には外国人留学生向けの説明会があり、校風や学生向けの学内施設の紹介、予定されているイベントの紹介があった。会場ではバイキング形式で好きな料理を食べながら説明を聞くことができ、さらにスカーフのプレゼントもあった。同日16時からはパーティーも開かれて、会場内で色々なゲームをして楽しむことができた。フェイスペインティングや折り紙、ビデオゲームでの大戦や、パートナーを入れ替えながら与えられたテーマについて議論するようなものもあり、友達作りがしやすい環境だった。4日~7日の間は事前登録式のオリエンテーション期間で、それぞれの専攻毎に分かれてのキャンパスツアーや、自分の興味に合わせて選べるレクチャーなどが行われた。最終日の7日には大学内のフットボールチームthe Dinosのキックオフが行われ、オリエンテーションの終わりと新学期の始まりを祝う締めくくりとなっていた。

 

寮について

学内の寮にはCrowsnest Hall, Aurora Hall, Glacier Hall, Cascade Hall, Olympus Hall, Kananaskis & Rundle Hall, Yamnuska Hallがあり、Master’s degree過程の生徒でないと選択できないといった制約がある場合もある。Aurora, Glacier, Cascade, Olympusの4つがサイトでは外国人留学生向けとカテゴリーされており、基本的にはこの中から選ぶ形になると思う。自分の場合は4人部屋の寮費が他の寮と比べて下から2番目だったのと、部屋面積が他と比べて大きいという説明に惹かれてOlympus Hallを選んだ。この建物は1988年のカルガリー冬季オリンピックの際に選手のために建設され、その後は学生のために利用されることになったようだ。4人部屋ではキッチンのあるリビングとそれぞれの個室、トイレ併設のバスタブ付きシャワールームと、シャワースペースが2つある部屋がある。入寮した時に驚いたのは部屋にほとんど備品がなく、食器類もなければベッドカバーすらなかったことだ。一応、寝具店まで会計の時に使える割引クーポン付きで無料バスを出すといった補助はあったものの、調理器具は1から揃えなければなかったので結構な出費となった。寮のアドバイザーからはルームメイト同士の同意書のようなものが配られ、チェック方式で連絡先の交換や共有していいものの相談や、決め事などの手順がスムーズに進められるようになっていた。寮ではそれなりの頻度でイベントが開催され、基本的には無料で楽しむことが出来るので、それらについてもいつか書きたい。