Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2024年1月号 文学部 K.M

➀日本から持ってきてよかった物、あまり必要なかった物

 日本から持ってきた物の中にあまり必要なかったなと感じる物は、正直ひとつもありません。たしかに、日本から持ってきた物のほとんどは現地でも手に入れることができます。しかし、カナダの物価はとても高いように感じます。少しでも出費を気にせずに、留学生活を思う存分楽しみたいのであれば、最大限持ってくるのが良いのではないかと個人的には思いました。私はスーツケースいっぱいに色んなものをたくさん詰め込んで持ってきましたが、その中でもSIMカードは特に事前に購入しておいてよかったと感じています。滞在先でも大学内でもwi-fiに接続できるので必要ないように感じるかもしれませんが、右も左も分からない土地で生活する上では必要不可欠であると改めて感じさせられました。例えば、どこかに行きたいときや、どうしても言いたいことが通じなかったときなど、身を守るためにも常にインターネットに繋がる環境、誰かに連絡をすることができる環境を整えておいた方が安心できるからです。

 また、持っていかなければならないものが見えてくるので、何がもとから住居に用意されているのかを事前に確認しておくことはお勧めします。私の場合は、クローゼットやデスク、椅子やベッドは用意されていましたが、枕や布団などの寝具は自分で用意しなければならなかったので、置いて帰っても良いくらい古びたものを日本から持って来て、使っています。

 

➁カナダでの支払方法について

 今月は、「支払方法」をテーマに書いていきたいと思います。私は、クレジットカードはもちろん、PayPayなども使ったことがない、生粋の現金支払い派でしたが、カナダで生活をし始めてからは、主にクレジットカードで支払いをしています。万が一のために、現金やVisaだけでなく、Mastercardやキャッシュパスポートなど、様々な種類の支払方法を持っておくと安心です。また、カード情報入力時に認証コードが送られることもあるので、カナダで使う電話番号やメールアドレスを設定しておくことを強くお勧めします。

 一方で、家賃は現金で支払いをしています。カナダの銀行口座を持っていないので、複雑そうだと思い、家主の方に相談したところ、現金での支払いでも大丈夫だと言ってくれ、毎月取りに来てくれています。学校やコンビニ、スーパーなど、至る所にATMがあるので、日本の銀行口座のキャッシュカードでも、銀行によって異なるかもしれませんが、手数料数ドルとは別に、一度に400ドルまで引き出すことができます。同じように日本の大学から一年間交換留学しにきた友達の中には、カナダの銀行口座を作った子も多く、オンラインで入力したフォームの内容が合っているか面談で確認をするだけで作ることができたそうです。例えば、支払いを代わりにしてもらった時は、自分の銀行口座から友達の銀行口座に簡単にお金を振り込むことができ、わざわざ現金を用意して、直接手渡す必要もない等、便利なことが多そうです。

 また、チップの文化はあることにはありますが、チップの量は自分で決めることができ、「支払わない」という選択をすることも可能です。

 

 新年を迎えたときにあがった花火がとてもきれいだったので載せておきます!