オリエンテーションについて

オリエンテーションは入寮日の前日にあるので、寮に住む場合は最低一日、どこかで宿泊する必要があります。僕の場合は知り合いがCSUN(California State University Northridge)から車で30分くらいのところに住んでいたため、そこに一週間ほど前から泊めてもらっていました。オリエンテーションは交換留学生のためのもので、少し大きめの教室にたくさんの国からの学生が集まって行われました。資料が配られ、プレゼンテーション形式で、J1ビザについて、CSUNについて、国際部についての説明がありました。その後に一人ずつ順番に軽く自己紹介をしました。教室には水やスナック、クッキーなどが置いてあり、雑談タイムなども設けられ、かなり気軽な感じでオリエンテーションが進められていきました。オリエンテーション終了後、保険の証明書や緊急連絡先など、重要な書類を提出しますので、あらかじめ何が必要かを調べておいた方がいいと思います。

オリエンテーションのあとはキャンパスツアー（自由参加）があり、キャンパス内をStudent Union（生協）のサポート学生の人たちが案内してくれました。たくさんある校舎をまわり、建物の名前の由来などまで説明してくれて、とても分かりやすいツアーだったので、是非参加することをお勧めします。こっちではInternational Students に向けてのイベント、パーティーなどはあまり無いので、ツアーの時などに他の交換留学生の人と話して、連絡先やFacebookなどを聞いておくといいと思います。

環境について

キャンパス（図書館前からの景色）

CSUNのキャンパスはかなり広大でA1~G13と、約60のブロックに分かれています。たった3ブロックでも深草キャンパスほどの大きさはあるので、かなり広いです。そのうちの約3分の１はStudent Housingと呼ばれ、寮やアパートメントが集中しています。僕は寮に住んでいるので、そこから学校まで通っています。キャンパス内をシャトルバスが走っているので初めはそれを使っていましたが、時間がなかなか不定期なので、最近は徒歩やスケートボードで通学しています。自転車を買おうか迷いましたが、こっちでは自転車よりもスケートボードやキックスクーターの方が主流なので、それを利用しています。学内の建物は新しいものが多く、デザインもなかなかオシャレです。

同じ寮の友達と

寮については一部屋4人でベッドルームが二つあるので、2人ずつで部屋分けがされてあります。寮に住んでいる人はほとんどの人が一回生、もしくは他の学校からのTransferの生徒、留学生です。 僕のルームメイトもイランからの留学生なので、お互いに情報を共有しながら生活しています。リビングルーム、キッチン、バストイレは4人で共有です。Student Housing内には食堂があり、ミールプランに加入すれば、いつでも行くことができます。食堂はビュッフェスタイルで様々な料理を自分で選んで好きなだけ食べることができるので、なかなか飽きることはないです。

CSUNでの生活について

ノースリッジはロサンゼルスの郊外に位置していて、田舎でも都会でもないような、のんびりとした場所です。CSUN周辺にはスーパーマーケット、ショッピングモールなど、割となんでもありますが、キャンパスを横断するだけでも30分以上は歩かないといけないので、なかなか不便です。こっちの学生はほとんどの人が車を持っているので、買い物に行きたい時などは友達に運転を頼んでいます。公共交通機関はメトロと呼ばれるバスのみで、それを使って行くこともできるのですが、バスの経路はなかなか複雑ですし、安全面のこともあるので、慣れるまでは友達に頼むのがいいと思います。一度、メトロを使ってダウンタウンまで行ってみたのですが、乗り換えなどもあり、約1時間半ほどかかりました。

ノースリッジの9月までの気候は、かなり温暖で毎日35度を超えるような暑さでしたが、10月に近づくにつれて涼しい秋の気候になってきました。日本と比べると湿気はほとんどないので、気温が高くてもそこまで気にはなりません。雨は今のところ一回も降ってないです。

ノースリッジ周辺にはクラブやBARなどはあまりないので、金曜日の夜や週末は、友達の車でダウンタウンやハリウッドに出かけたりしています。お酒やタバコについては、日本と比べるとかなり厳しく、どこに行ってもIDを見せなければ買えません。未成年（21歳未満）がお酒をカバンに入れていたり、スーパーなどで手にとっているだけでも警察に捕まるそうですので、注意が必要です。

Partyにて