Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カリフォルニア州立大学 ノースリッジ校
2012年9月号 経営学部 R.N

オリエンテーションについて

オリエンテーションは学内入寮日の前日に行われるため、学内寮に住む場合は一晩宿泊先を確保する必要があります。私はロサンゼルスに住む知人の家に数日前から泊めてもらい、引っ越しに必要な買い物はだいたい済ませておきました。オリエンテーションは並みの大きさの教室で各国から来た交換留学生だけで行われます。オリエンテーションが行われる前に、一度国際センターに集合して緊急連絡先などを記入し保険の証明書などを提出する必要がありますから、知人や友達がアメリカにいる場合は事前に聞いておいて準備しておいたほうがいいかと思います。

オリエンテーションでは担当の方から学内の地図や施設の紹介、様々な登録の仕方などを1時間半ほどにわたり話を聞きます。教室内には様々な国からの留学生がいて、いろいろな刺激が受けられる最初の機会だと思います。オリエンテーションの初めには英語で一人ずつ軽く自己紹介をします。教室内にはクッキーなどのお菓子、ドリンクも用意されており、比較的カジュアルなスタイルで受けられました。オリエンテーションのあとすぐにキャンパス内のツアーがあり、参加するかどうかは自分で決めることができます。20分ぐらいでキャンパスの中心当たりを案内してもらい、その間にも他の留学生たちと話すチャンスがあったので参加する価値はあると思います。こういった形で他国の交換留学生たちにまとまって会えるのはオリエンテーションぐらいかと思いますので、連絡先の交換(Facebookなど)をできるならしておくといいと思います。

 

環境について

CSUNはキャンパスが広大で、特に日本の大学と比べるととても大きく感じます。芝生や緑も十分にあり、キャンパス内の時間はゆっくりながれているように感じます。はじめはキャンパスが広すぎて、ビルディングやBookstoreの場所を把握するまで時間がかかり迷ってしまう、ということもしばしばありました。ですから常にキャンパス地図を持ち歩き教室と照らし合わせて移動するようにしていました。しかし建物は新しいものも多く、カフェやレストランもキャンパス内にいくつかあるので快適に過ごせます。中でも今年の春にたてられたRecreation Center(ジム)はCSUNの学生であれば誰でも無料で毎日利用できるので頻繁に利用しています。たくさんの学生がジムに通っていると思います。ジムではランニングマシーンなどの機器だけでなく、気軽に参加できるダンスやヨガのクラスが毎日あります。日本では簡単に挑戦できないダンスもありますから、新しい事を始めるいい機会になると思います。学内の寮について少し紹介したいと思います。部屋は国籍問わず4人とシェア、2人部屋が2つ、洗面所・バスルーム、リビングにキッチンがあります。ルームシェアはトラブルなどもありなかなか大変ですが、部屋の広さは十分にあり、プールやゲームセンター(ビリヤードなどができます)もある上、寮で友達もたくさんできたので学内寮に決めてよかったと思います。

 

毎日の過ごし方について

Northridgeの天気はほぼ毎日晴天で乾燥しており雨はめったにふりません。こちらに来てからまだ一度しか経験していません。夏場は水を一本持ち歩いても足りなくなるぐらいとても暑いです。日差しもとても強いですから日焼け止めやサングラスは必要不可欠です。地域の治安も悪くなく、過ごしやすい場所ではありますが、買い物やどこかに出掛たいと思っても、車がないと20分から30分歩かないとどこにも行けません。多くの学生は車を所持しているか、校内では自転車やスケートボード、キックボードを利用している生徒をよく見かけます。私は何も所持していないので、買い物に行きたいときは週末に車を持っている友達に連れて行ってもらうなどして助けてもらっています。日本にいた時ほど頻繁に買い物には行けない状況ですから、必要なものはまとめて買うようにしています。寮ではたいてい毎週末、友達の部屋に集まってパーティーをしたり映画をみたりしています。金曜日や土曜日は多くの学生が家に帰ってしまうので、寮はいつもと比べてとても静かになります。ですが、たまっている宿題や洗濯物をかたづけたり、友達とバスや車でハリウッドやテーマパークに行くなど色々計画を立てると週末はとても充実したものになると思います。大学にはスポーツのサークル、SorrorityやFratanityなど男女に別れた代表的なサークルがたくさんありますが、私は友達作りのためにJSAという日本人や日本に興味を持っている他国の学生と様々なイベントに参加できるサークルに所属することにしました。他国の学生だけでなく、日本人の学生に出会い様々な経験や体験を教えてもらい共有することもこれから留学をすすめていく上でとても助けになりますし重要だと感じました。