Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カリフォルニア州立大学 ノースリッジ校
2012月12‐1月号 経営学部 R.N

~冬期休暇~

学生みんなが必死になるFinal Exams(期末テスト)が終われば、待ちに待った冬休みです。日本の大学であればこの期間は後期の合間ににある短い休暇ですが、CSUNではこの冬期休暇後、新しいセメスター(Spring Semester)が始まります。私の休暇は12月17日から1月22日までという長い期間でした。交換留学が始まる前に過去のマンスリーレポートなどから長期休暇には寮に住むたくさんの学生が実家に帰ってしまうと聞いていたので、事前に大まかな予定は決めておきました。アメリカにいる間に色々な場所に行っておきたかったので、前半の2週間はニューヨーク、カナダのナイアガラの滝、その後サンフランシスコで2週間滞在し、そして残りの1週間は友達の家に泊めてもらいUC Davisにも訪れることができました。 幸運なことに、始めの3週間は私の家族がアメリカを訪れてくれたので一緒に旅行することができました。 ニューヨークを訪れるのはこれが人生で初めてでした。

クリスマスシーズン、街中イルミネーションで輝き、イブには各地で教会などのイベントもあり充実しています。大晦日はもちろん、世界中から100万人以上が集まるといわれているタイムズスクエアのカウントダウンにたまたまNYに来ていたCSUNの友達と待ち合わせ参加しました。どのサイトにも記述されている通り、場所確保のためにお昼からタイムズスクエアへと向かいましたがそこには朝から待機している人々ですでにいっぱいでした。立ちどうしで10時間待ち、トイレにも行けずそれは大変な一日でしたがカウントダウンの瞬間は花火と同時にみんな一斉に歓声を上げ新年をお祝いする、なんとも言えない感動があります。ぜひ、機会があれば人生に一度は行ってみられることをおすすめします。そのほかにもブロードウェイのミュージカルや美術館、セントラルパークなど魅力いっぱいのNYでした。滞在中にHISのパッケージツアーに参加して、1日ですがカナダのナイアガラの滝を見に行くことができました。真冬ですからあたりは氷と雪一面の素晴らしい景色でしたが、とても寒く、夏のほうが滝を流れる水量が多いそうなので夏季に行かれるといいと思います。ツアーには食事、航空チケット、送迎まで含まれているのでとても快適な小旅行になりました。

その後家族とサンフランシスコに移動し、フィッシャーマンズワーフ、ゴールデンゲートブリッジなどたくさんの観光地を訪れました。ドラマで有名だったフルハウスの家を見に行ったり、曲がりくねった急な坂道で有名なロンバートストリート、すこし寒い日もありましたが毎日とても快適で、過ごしやすい気候でした。友達が近くに住んでいたので滞在中の数日間は家に泊まらせてもらいスタンフォード大学やMonterey Bayに連れて行ってもらいました。本当にどの場所も美しく、とてもリフレッシュできたと思います。

家族と別れた後は龍谷大学のUC Davisプログラムで仲良くなった友達が家に泊めてくれました。友達の誕生日パーティに参加したり、Santa Cruz(サンタクルーズ)では友人の通うUCSCを訪れたり、Davisではプログラムで出会ったみんなと再会でき、UC Davisの授業を聴講させてもらったりと、忘れられない思い出となりました。サンフランシスコ付近はロサンゼルスと違い公共交通機関も整っていますから、車がなくても近くのエリアならアムトラック、Muniバス、Cal trainなどを利用し簡単に移動できます。何度訪れても楽しめる魅力のある観光地だと思います。友達には本当によくしてもらい、町で初めて出会った人たちともたくさん話を交わし、出会う人みんな、心の温かい、いい人たちばかりでした。人の優しさや温かみにふれられた素敵なNorth Californiaの旅でした。

まだまだここには書き表せないほど、私の人生の中で一番、充実した楽しくて素敵な旅行になりました。留学中の長期休暇は一度しかありません。もちろんノースリッジに滞在しても楽しめますが、寮にはほとんど学生は居ませんし、学校から少し離れて半年間をゆっくり振り返るせっかくの良い機会でもありますから、どこかに旅をしてみることをおすすめします。アメリカでしか体験できないこと、そして今しかできないことはたくさんあります。あらかじめ計画して、素晴らしい冬休みにしてください。