Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カリフォルニア州立大学 ノースリッジ校
2013年2月号 経営学部 R.N

授業紹介②(受講している科目について)

秋学期と違って、英語にも環境にも十分に慣れてきたということで今回は自分の専攻科目に関する授業を取りたいと思い、マネジメント(Management360)のクラスにチャレンジしています。私たち交換留学生はCSUNでは一年生(Freshman)として扱われます。一年生は授業登録の際、200レベル以上のクラスをとりたくても基礎の100レベルのクラスの単位を事前に取得(これをprerequisiteといい、龍谷大学でいう必須科目です)していないと教授の許可がおりない限り受けることはできません。ですが、交換留学生はCSUNに来る前に受けたTOEFLやIELTSの規定されたスコアを大学にすでに証明していますから、国際部のスタッフに頼めば教授あての資料を手配してくれます。教授に直接その証明証をメールで送付すると大抵のクラスは受けることができます(permission numberがもらえます)。初めは自分の英語力の自信のなさからレベルの高い授業を受けることを躊躇するかと思いますが、もし挑戦したいならためらわず受けてみることをおすすめします。クラスや教授によって講義の形式も全く違いますから、自分にあったスタイルのクラスをとるとストレスを感じることなく楽しめると思います。教授について知りたいのであれば、アメリカにはRate My Professor(http://blog.ratemyprofessors.com/)というサイトがありますから、こちらを参照してみてください。授業登録の際にとても助けになると思います。マネジメントの他には心理学(Psychology150)、経済学(Economics160,micro)、そしてAsian American Studies100です。先に述べた三科目は講義室が比較的大きく、学生が100人以上います。ですが学生は積極的に質問したりディスカッションしたり、笑ったり、そしてたまにグループワークがあったりと活発的です。私がこれらのクラスを受けていて感じたのは、一見全く関係ないように見える科目でも、学んでみると共通点があったり、役に立つ情報が手に入ったりするということです。たとえば、心理学と経営学はマネジメントを学んでいると様々な点で繋がりが見えてきます。今まで視野の範囲になかったものも新しく始めてみるいいきっかけになるかもしれません。長くなりますが、続きます。やはり一般科目ではない二年生以上が受けるような科目を選ぶとそれだけ宿題の量が増えますし、テストも難しくなります。私の場合は毎日リーディングの宿題がたくさんありますし、本当に終わらないほどの量なので時々ストレスがたまったりもしますが、友達と一緒に励ましあったり一緒に勉強したり、そして助けを求めたりしながら乗り越えています。勉強の楽しさや必要性を改めて実感できたいい機会だと受けとめています。

 

余暇の過ごし方

文武両道のように勉強と並行しながらもちろん友達と遊びにでかけたり、スポーツを楽しんだり、様々なサークルに参加したりと大学生活を大いに楽しんでいます。この半年を通して国籍を問わずたくさんのかけがえのない友達ができました。おかげで色々な遊びやイベントに誘ってもらえて毎日とても充実しています。昨年末帰国する日本人学生から自転車を頂いたので行動範囲がすごく広がりました。平日の昼間はクラスの合間に友達とランチをしたり、近くのボバ(タピオカドリンク)を飲みに行ったり。放課後はJSAやCCFCサークルのイベントが週に一、二回ありますからただ集まって雑談したり、ディスカッションをしたりしています。図書館やカフェで勉強する日もあります。夜は週二度、ジムで無料で受けられるダンスのクラスを友達と楽しんでいます。最近バドミントン部に入ることになったので、本格的に週二度、チームで練習もしています。週末は友達と一緒に映画を見に行ったり、ご飯を食べにでかけたり、飲み会があったりと時間がいくらあっても足りないくらいです。私が今参加しているサークルのうち二つはキリスト教関係です。私はキリスト教信仰ではありませんが、彼らは誰でも受け入れてくれますし、いつも楽しいイベントを開催してくれるので宗教は関係なしに参加することができます。ためらわず、たくさんのイベントに参加してみてください。サークルだけではなく、学内でも様々なイベントが開催されます。留学の一年間はとても短いです。大切なチャンスを見逃さないように学生生活を満喫してください。

 

 

キャンパス活用法

日常生活で気付いたり、友達から聞いて知ったりした留学生に役立つ情報がたくさんありますので紹介しておきます。まず、これは授業に関することですが、オフィスアワーについてお話します。教授は毎週決まった時間にオフィスアワーを設けています。授業で分からないことがあったり、クラスについていけていなくて不安だったり、テストについてアドバイスをもらいたいのであれば、ぜひ訪れてみてください。大抵の教授は思った以上にとても親切に対応してくれるはずです。学生の数が多いですから、オフィスを積極的におとずれてまじめに頑張る学生にはサポートしてくれます。メールでの連絡も可能です。私の場合、テストが不安だと相談すると、わざわざ私のためにテストのためのガイドを作成してくれました。次にチューターセンターについてですが、キャンパス内に数学やライティング、そのほかの教科のサポートも無料でしてくれる建物があります。事前にアポイントメントをとればよりスムーズです。私は今海外学生向けのライティング(特に文法)の授業を週一回、ここで受けています。他にも様々な種類のライティングのクラスが受けられます。四階のライティングセクションではクラスで課されたレポートの添削もしてもらえます。勉強に不安を感じる人には助かるサポートになると思います。