グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カリフォルニア大学 デービス校
2010年12-1月号 理工学部 T.K

この半年を振り返って

半年間の留学生活を通じて、目標を立てること、人とのコミュニケーションの大切さを再確認し、自ら積極的にアクションを起こし学んでいくことの重要性を感じました。

留学先ではホストファミリーや語学学校の学生、研究室のメンバーなど様々な年代、国籍の方と毎日コミュニケーションを取っていました。その中で文化や環境の違いなど、これまでの自分の物差しがとても小さかったことを痛感し、自分には無かった考えをたくさん学べました。これまでの私は、周りの意見を気にしすぎてなかなか行動に移せず、後悔してしまうことがあったのですが、何が成功で何が失敗なのか決めるのは人それぞれだと感じました。自分で考え、行動を起こす、目標をしっかり持っていればそれは必ず自分の成長に繋がると考えるようになりました。そう考えることで、失敗を恐れて行動出来なかったと後悔せず、毎日が充実していると感じられるようになりました。

また私は海外での研究スタイルを肌で感じ、その中で結果を残し、社会でも通用する力を身に付けたいという思いで留学しました。日本で研究をしていた際にも英語の論文を日頃から読み、英語の重要性を感じていました。留学先の研究室では論文を読むことはもちろん、教授とのディスカッションや研究室メンバーとの会話全てが英語で、留学当初は本当にうまく伝えられず悩んでいましたが、失敗を怖がって行動しないでいても何も変わらないので、1日の目標を立て自分のペースをしっかり持って1日1日を大切に過ごすようになりました。

 

帰国後どう留学経験を活かす予定なのか

就職活動を終え、社会人になるまでの残りの半年を海外で過ごし、さらに現地の研究室に在籍させていただき、その中で研究出来たことは本当に恵まれていたと感じます。

私は今後の生活では英語漬けだった半年間の生活を活かし、英語が必要な環境に積極的に飛び込んでいこうと考えています。英語は言語であり人と話すためのものだと改めて感じ、これからは情報を得るためだけに使うのではなく、他人とコミュニケーションをとるために英語のスキルアップを目指し、日々に刺激を与えていこうと思っています。また、留学で知り合った友人との交流を今後も大切にし、英語での交流の輪を広げていきたいと思います。

1日24時間をどのように使うか、UCDAVISの学生は、教科書を常に一冊は鞄から出し手に持っています。これは時間があればどこでもすぐに勉強出来るようにしているのだと思いました。その姿を見て、ほんの数分でもそれを有効活用出来るなら非常に意味のある時間であり、社会に出てからもこの時間の使い方が人生を楽しく出来ると感じ、日本へ帰国後も少しの空き時間も自分の大切な時間と認識して生活していきたいと思います。

 

自由テーマ

留学中、多くの方とお話をさせていただく機会があり、その中で印象的だったのが、「学べることは幸せなことだよ」という言葉です。当たり前のことだと怒られてしまうかもしれませんが、私にとってこの留学で一番印象的な言葉です。

日本は格差社会だとよく騒がれていますが、格差のない社会なんてありません。その中でほとんどの学生が中学までの義務教育を終え、高校まで卒業しています。世界には、大きな夢があるのに学校にも行けず、働かなければいけない子どもがたくさんいることを考えると、日本は本当に恵まれた環境だと思います。大学院まで入学させてくれた親にはもちろん感謝しています。留学することによって自分の恵まれた環境を再認識し、今後の生活では自分の時間を作り、世界や日本のことをもっと知っていきたいと感じるようになりました。また留学を通じて、私の英語の語学力の向上を今後も積極的に行っていきたいと感じたのと同時に、日本語の表現についても不十分であると気付けたことも大きな収穫です。

日本人は非常に恥ずかしがり屋だと多くの人は思っています。他の国の学生達は失敗を恐れずに自信を持って話します。英語の総合力では同じレベルと判断されてもスピーキング能力では友人のほうがよく話せるということがあり、私も遠慮がちになってしまっていました。しかし、それでは友人ともさらに親しくなれない上に、英語も上達しません。「人と話すこと」。これは営業だけでなく研究職にとっても一番大切なことだと思います。最初に通じないからと言ってそこで終わってしまわず、話せば分かり合えたという経験を自信にしてこれから社会で働きたいと思います。