Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2015年11月号 国際文化学部 O.N 

〈カルチャーショックについて〉

カナダにきて感じたことは、みんなゆったりした生活をしているということです。日本では電車が2.3分遅れただけでも、問題になりますが、カナダではバスが時間通りに来ないのが当たり前です。現地人にバスがいつ来るのか聞いても、待っていればいつか来るよというような返しが多くて、時間を守るのがマナーである日本と大きくかけ離れていて驚きました。

また、バスに乗っていてなかなかバス停から出発しないことがあり、運転手を見てみると運転席でご飯を食べていてびっくりしたこともあります。

また、お風呂にはシャワーしかなく浴槽に入る習慣がないです。温泉の文化もなく、日本人はシャワーを浴びすぎ、清潔すぎると言われたこともありました。さらに、雨が降っていてもめったに傘をさしません。このようにカナダ人はあまり細かいことを気にしません。

その他には、食に関してのカルチャーショックとして、りんごやブドウの皮はむかずに丸かじりすることや、牛乳がビニール袋に入れられて売られいることなどがあります。

 

また、街を歩いているといろいろな国の言語が聞こえてきて、カナダには本当に多様な国籍の人がいるのを感じます。そして、多国籍の人々が生活しているせいか、違う文化や国籍の人々にもフレンドリーな人がおおいように思います。散歩していると声をかけてくれたり、順番待ちの時に近くに並んでいる人が話しかけてきたりといったことがよくあります。このようなカルチャーショックを実際に得られるのは留学するうえで貴重な体験だと思います。

〈日本から持ってきてよかったもの〉

日本から持ってきてよかったと思うものは、夏用の服です。私がカナダに着いたのは9月1日で、すでに肌寒いだろうと思っていましたが、とても暑くて30度を超える日もあり、10月の半ばまでは主に半袖で過ごしました。

普段使い慣れた薬を持ってきておくと具合が悪くなった時なども、安心して服用できるので持ってきておくといいでしょう。

また、日本から持ってきておけばよかったと思うのは、日本で使っていた洗顔や化粧水などのスキンケア用品です。カナダはとても乾燥している上に、カナダで買った洗顔と化粧水が肌に合わずに、最初の1.2週間は肌のトラブルに悩まされました。

それと、私が探したお店にはどこにも下敷きが置いてなかったので、下敷きを使う人は日本から持ってくることをおすすめします。

それ以外では、今のところ特に困ったことはなく、カナダにも日本でいう100円ショップのようなお店があるので、生活に必要なものは調達できます。また、カナダでは変圧器なしで携帯の充電器やドライヤーなどの電子機器類も使えます。