【カルチャーショックについて】
私がカルチャーショックを感じたことは4つあります。
1つめは初めて会った時の握手です。日本人は初めて会うとお辞儀をしますが、こちらでは握手をします。相手の目を見ながら力強く手を握ります。そこから自己紹介の始まりです。カナダに来て1週間はこの習慣に慣れるのに時間がかかりました。
2つめもこれと似ていますが、出会った時と別れる時のハグです。カナダ人の家族とこれについて話しあったことがあり、日本では恋人以外(もしくは恋人でさえ)別れる時や出会うときにハグもキスもしないというと少し驚いていました。その後別れる際彼らは、わたしにハグは嫌ではないかと聞きましたが、私は今カナダに来ていてそれがカナダ流だから気にしないというと、彼らはにこっとしていました。
3つめは電車や公共施設でのマナーの違いです。こちらでは電車やバスでも大声で話していいですしフルーツや朝ごはんなどを食べている人もみかけます。学食やスーパーのフードコートではごみをそのまま机の上に置いていく人を多々みかけますが掃除をしてくれる人がいるのでそれほど気にはなりません。
4つめはホームレスの人々です。京都では1日で1人見るかどうかだったのに対し、トロントでは1日で10人程みました。ロンドン市内のダウンタウンでさえ3,4人のホームレスの人々がいます。
【日本から持ってきてよかったもの】
日本から持ってきてよかったものはパソコン、洗濯ハンガー(洗濯バサミがいっぱいついた角型のもの)、まとめ買いした文房具(ノートとボールペン)、電子レンジで調理できる日本食です。パソコンはこちらの授業はペーパーレスで資料を教授がサイトにアップするのでそれをパソコンで見ながら授業を受けるし、大半の生徒はノートもパソコンでとる、課題もネット上で提出することが多々ありましたので必須です。洗濯ハンガーは、ヒューロンに交換留学する生徒はほとんどがホームステイではなく、寮に住んでいるので、洗濯から干して乾かしアイロンまで自分でするのでその際役に立ちました。まとめ買いしたノートは5冊で100円のものを持っていきました。こちらは1冊が上等にできておりお値段もそこそこするものばかりです。私は出費を少しでも抑えたかったので日本から持ってきてよかったと思いました。電子レンジで調理できる日本食は、一時期日本食が食べたくなりどうしようもないときに役立ちました。白ご飯だけでは味気ないので、ふりかけや海苔も持っていくといいかも知れません。