Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2016年4月号 国際学部 T.W

・この留学を振り返って

知り合いのいない土地に来て、不安いっぱいでヒューロン大学に着いた時のことを今でもよく覚えています。カナダに来て8か月、慣れない環境の中で多くの失敗や辛いことに遭いました。カナダに来たばかりの頃はわからないことばかりで多くの戸惑いがありましたが、その経験があったから今ではカナダの生活に馴染むことができたのだと思います。異なる文化下で受け入れられることばかりではありませんでしたが、それもいい経験となっています。もちろん、留学生活は辛いことばかりではなく、それ以上に楽しいことが沢山ありました。

私の前に留学していた先輩方から、留学生活はあっという間に過ぎていくと言うのを聞いていたので、そのことは頭の中に置いていたつもりでしたが、それでも留学生活は短く感じられました。今は短い留学生活だったと感じますが、思い返してみれば色んなことがあり、短いながらも様々な経験ができたと思います。

両親や学校からの支援、私の相談にのってくれ、辛いとき励ましてくれた友人、整った環境の中で充実した留学生活を送ることができました。カナダで知り合った人達との別れは寂しいですが、留学先での素敵な出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。


・帰国後どう留学経験を活かす予定か

留学中に受講した授業では主にカナダに重点をおいて講義が行われました。今まで日本からの視点で社会について見てきた私にとって留学先で学んだことは新しいことばかりで日本で学ぶ以上に視野を広げることができました。留学中に蓄えた知識を忘れずに帰国後も視野を広く持ち続けていきたいと思っています。

見知らぬ他人にも優しく、男女関係なく、他の人のためにドアを開けることはカナダでは習慣となっており、私も自然とそうするようになりました。アカデミックなことだけでなく、この様な文化面でも、いいと思ったことは真似て、日本に帰ってからも続けていきたいと思います。留学中に今後やりたいこと、次の目標を見つけることができたので、帰国後はそれに向かって励んでいきたいと思います。