Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2018年1月号 国際学部 T.K

試験について

試験については、受けている授業によって形式も異なります。マーク式、選択問題、論述問題などです。内容に関しては、授業をしっかり聞いて、復習をすれば満足のいく結果は十分に得れるチャンスがあると思います。しかし自分は、論述問題に至ってはいつも時間が足りなくなってしまうので少し苦手です。テストなだけに、成績に大きく反映されます。中でも、中間テストと学期末テストは、100パーセントあるうちの、20パーセントから45パーセントほどの割合があります。しかしある授業は、論文の提出がない代わりに、毎月22パーセントの割合のテストがあり、学期末のテストが34パーセントという授業もあります。少ししんどい授業に思えますが、自分は論文20パーセントよりも、テスト20パーセントの方が点数がとれるので個人的には普通の授業よりも余裕が持てていると思います。しかし自分が個人的に一番つらかった授業は、CGS(Center for Global Studies)という授業で、その授業は毎週30ページほどのリーディングと学期中に数回の論文提出があるにもかかわらず。学期末に最終論文(2000ワード)の提出と学期末テストがありました。この授業のように最終試験プラス学期末がある授業もあるので。授業を取るときにシラバスを確認することをお勧めします。試験においてしんどい所をあげるとすれば、試験勉強に時間がかかることです。しかし内容的には日本の試験とそんなに変わらないと思います。

大学の利点について

ヒューロンユニバーシティカレッジの利点はいくつかありますが、そのうちの一つが、メインキャンパス(ウエスタンユニバーシティ)の隣にあるということです。そのためメインキャンパスの24時間開いている図書館が簡単に利用可能です。またメインキャンパス、ヒューロンユニバーシティカレッジに関わらず、学生向けのイベントなどもたくさんあり、積極的に参加することで人脈も増えます。また語学力に心配を持っていた自分ですが、ECPプログラムという(有料10ドル)ノンネイティブスピーカー向けの少人数(6人ほど)で行われる日本の英語のクラスと同じようなクラスもあります。またグローバルカフェというイベントは毎週あり、他の交換留学生などとコミュニケーションをとることが可能です。しかし、課題については龍谷大学よりも多く出されます。マイナスにとらえるとしんどいの一言でまとまりますが、プラスに考えるとそれほど英語に没頭することができます。また精神的に滅入ってしまうことがあっても、メンタルヘルスケアの機関が充実しているので安心できます。そもそも、ストレスは課題の多さと質の高さを求められるところからきており、ロンドンという町については、交通機関が日本に比べて不便で、出かける場所もほぼないため、寮内での生活が1日のほとんどを占めますが、寮での生活は、寮長などもとても優しく接してくれているため、寮生活の面でのストレスは最小限で済んでいると思います。