オリエンテーションについて
オリエンテーションはBridging ProgramとOrientation Weekの二つに分かれているのですが、今回は留学生を対象としたイベントが沢山用意されているBridging Programについて詳しく書くことにします。今年は、8月27日からBridging Programが始まったのですが、Program開始の2日前から入寮可能だったので、私は25日にカナダに到着しました。早く入寮するメリットは、①時差ボケを早く治せる②大学の雰囲気に慣れることができる③早めに現地入りした他の留学生と仲良くなれることです。ちなみにKing’sは全3種類の寮があり、渡航前に第2希望まで出すのですが、自分がどの寮に住むかは到着してからでないとわかりません。
Program中は、①King’sやメインキャンパスのツアー②履修登録の説明③銀行の口座開設④図書館の利用方法⑤勉強方法の説明など、大学生活を送る上で知っておくべき説明や準備がなされました。それだけではなく、⑥留学生同士が仲良くなるためのゲーム⑦小さなローカル遊園地やキャンプファイヤー⑧ナイアガラの滝への弾丸ツアー⑨ドレスコードのあるディナーなど、楽しみながら留学生や現地の雰囲気に馴染むことが出来ました。ここで一つアドバイスをしたいと思います。⑨では、セミフォーマルな服装が求められます。すなわち、デニムなどのカジュアルな服装で参加してはいけないのです。スーツケースに余裕があれば、女性ならきれい目なワンピースやミュール、男性ならタイやシャツを持参した方がいいと思います。ちなみに私は持っていなかったため、このパーティーのために短時間で一式揃えました。
来てから解消された不安について
留学前は期待と不安で入り混じった感情だと思います。そこで、少しでも不安な気持ちを取り除けるように、今回は「来てから解消された不安点」について書いていこうと思います。
まず、King’sにいる皆さんはとても親切で温かいです。留学するまでは、メールのやり取りだけになります。顔が見えないため、「どんな人なんだろう…」という不安も生まれると思いますし、実際私はとても不安でした。しかし、いざカナダに来てみると、留学生のお世話をしてくれるLindaやRegina、一緒に寮に住んでお世話をしてくれる大学の上回生、周りのカナダ人学生や留学生もみんな優しく、フレンドリーです。もちろん中には自分と反りが合わない子もいますが、それは日本にいる時も同じです。
そして、教授と生徒の距離が近いことにも驚きました。とにかく教授が優しいです。言葉の面で授業についていけるか不安だった私は、それぞれの教授に相談をしました。すると、「あなたがこのクラスを受講してくれて嬉しい。私が出来ることなら何でもしたいから、なにかあったら遠慮せずに言ってね」「今は大変かもしれないけど、だんだん理解できるようになるよ。それまで一緒に頑張ろう」など、温かい言葉をかけてくださいました。こちらは、頑張れば頑張るほど先生方は応援してくれます。確かに語学面では現地学生よりも劣りますが、理解できないから、周りに迷惑をかけるから、といった理由で受講したい授業を諦める必要はないと思います。その前にあなたの悩みを聞き、解決策を一緒に考えくれる人は、この大学には沢山いますよ。
そのほかには、私が住んでいる寮に湯船があったことに感動しました。「カナダは寒いのに、シャワーだけで冬を越すのか…」と思っていたので嬉しかったです。一つだけだったので、冬は争奪戦になるかと思います。また、履修登録も授業を受けないまま決められてしまうのかと不安でしたが、渡航後に登録期間の余裕がある程度あるため、実際に授業を体験し納得して選択することができます。