Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

キングス・ユニバーシティーカレッジ
2013年10月号 国際文化学部 A.Y

日本から持ってきてよかったと思う物

①    ノート…こちらでも買えますが、日本のものと比べると質が悪いです。紙が薄いため、ボールペンで板書すると裏移りしてしまいます。カナダでの授業ノートを大切にとっておきたい場合は、日本のノートを数冊持って行くといいと思います。

②    ヒートテック…カナダの冬は本当に寒いです。これがあるとないとでは快適度がかなり変わります。今年は10月に初雪が降りました。

③    洗濯ネット…寮に洗濯機があるのですが、とにかく動きが荒いです。レースのついている服や、デザインの凝っている服などは、必ずネットに入れないともう着られなくなります。乾燥機も同様に荒いので、必ずネットに入れています。

④    日本語のテキスト…英語の参考書。語学の面で私はまだまだ未熟なので、英語の参考書を一冊持って行きました。決まりきった表現や冠詞の使い方を確認したいときに非常に有効です。また、英語だけではなく、自分がこっちで受ける授業に関するテキストも持ってきました。私はこちらでスペイン語の授業を英語で受けているのですが、日本で勉強したことがなかったため不安がありました。しかし留学前は準備で忙しく、スペイン語を勉強することに時間を費やすことが出来なかったため、スペイン語のビギナー用のテキストを持って行き、授業期間が始まる前に時間を見つけて勉強していました。始めに習ったのは基礎の基礎ですが、その部分を理解していたため、遅れずにスタートを切ることができました。

 

 

 

環境について

私がここに来て感動したものの中の一つが図書館です。まず施設環境が整っていて、建物もかわいらしく、通いたくなります。9月のマンスリーレポートで「人が温かい」と述べましたが、図書館司書の方たちも例外ではなく、図書館の使い方でわからないことがあったら親切丁寧に答えてくれます。図書館には、何人かで共有できる大きめのテーブルや、個人のスペースで区切られた机、そして予約すれば個室も利用することが出来ます。一階は雑談が許されているので、友人とディスカッションをし、疑問点を解消しながら勉強することが出来ます。一人で静かに勉強をしたい学生は、主に二階を利用します。一階と違って二階は静かに勉強する場所とされているので、利用者は小声で話すことも出来ません。そのため集中して読書や勉強を進めることができます。私は、この区切り方は素晴らしいと思いました。非常に利用しやすいです。大学の規模自体大きくないため図書館もこじんまりしていますが、自分の居心地の良い場所を見つけることができると思います。寮から徒歩3分以内で行ける上に、夜12時まで空いているので、気軽に利用することが可能です。大学構内にTim Hortonsというカナダで絶大な人気を誇るドーナツチェーン店があり、私はそこでコーヒーを買ってからよく図書館に行っています。

 

大学の周りは、住宅街が延々と続いています。都会とはかけ離れていますので、おしゃれな都会の大学生活を憧れとする方は、環境面から考えるとこの大学を選択しない方がいいと思います。しかし、もちろん何もないわけではありません。バスに乗って15分ほど行ったところにレストランや安全なBarがあります。そこで友達との会話を楽しむこともできます。お気に入りのお店を見つけて何度か足を運べば、店員さんも顔を覚えてくれますよ。つまり、人と人の距離が近くコミュニケーションが取りやすい街、というのがこの街の印象です。