現地の学生、友人について
5人の友人を紹介したいと思います。
①【カナダ】
まずは現地のカナダ人学生から紹介します。今回私が紹介するカナダ人は、現地学生と留学生の交流を目的としたプログラムで知り合った学生です。彼女自身もブラジルに一年間の留学経験があるため、留学の苦楽を理解してくれています。彼女とはご飯を一緒に食べたり、ハロウィーンではかぼちゃのランタンを一緒に作りました。また私はキングスでスペイン語の授業を受けているのですが、全く同じ授業を去年彼女が受けていたため、一緒にスペイン語を勉強してくれることもあります。気軽に声をかけられるカナダ人の友人ができて大変嬉しいです。今後もっと頻繁に連絡を取り合いたいと思っています。
②【レバノン】
私は、英語を母語としない学生向けに開講されているWritingの授業をとっています。同じ内容の授業が、違う時間違う先生で計4つ行われているのですが、私のクラスには、中国、韓国、台湾、フランス、パキスタン、コロンビア、レバノンから来た学生がいます。少人数のため皆仲が良く、中でも私はレバノンから来た学生と仲良くなりました。彼女はもともと自分の国で働いていたのですが、カナダで修士号をとるためにキングスに入学したそうです。彼女は私よりかなり年上なのですが、何にでも好奇心旺盛で、価値観を周りに押し付けることをせず、私を見つけると素敵な笑顔で挨拶をしてくれます。彼女とはよく図書館で一緒に勉強をし、興味関心があることについて議論したりしています。私はカナダに来て人生で初めてレバノン人と知り合いになりました。日本ではなかなか出会うきっかけがないので、色々な国の人と知り合いになれるのも留学をする一つの魅力だと思います。
③【アフガニスタン】
もとは私の友人の友人で、よく一緒に食事に出かけたりお酒を飲んだりします。数人のアフガニスタン人と知り合いなのですが、彼らと知り合ってから、留学前と比べてお酒に強くなりました。彼もレバノン人女性同様、私よりかなり年上なので、知識も豊富で話を聞いているのが面白いです。ある時、私が伝えたことを彼が一度で理解できなかったので、「やっぱりいい」と言ったのですが、「いいから、もう一度いってごらん」「言うまで待つから」と逆に何度も聞き出そうとされました。この人と知り合えてよかったと思っています。
④【ブルンジ】⑤【中央アフリカ共和国】
私はAfrican Student Association(ASA)というアフリカ人もしくはアフリカ人の血を引く学生が多く在籍するクラブに所属しています。ナイジェリア、コンゴ、南アフリカ共和国、エチオピア、スーダンなど、多くのアフリカの国々に由縁をもつ学生と出会いました。おそらくアジア人は私だけです。そこで出会った二人の女学生を紹介します。彼女たちはそれぞれカナダ、ニューヨークで生まれ育ちました。初めてASAのミーティングに参加した時、周りはアフリカ人ばかりでかなり緊張していたのですが、この二人が気さくに話しかけてくれました。また、ASAの幹部の人たちがクラブについて説明をしていた時に、訛りが強くていまいち理解できずに困っていたところ、「今の理解できた?」と気にかけてくれました。
5人の友人について書いていく中で、この留学が終わったら彼ら、彼女らと会うこともなかなかなくなるということに改めて気付かされました。残された時間を大切にして、もっと交流していきたいと思います。
ランタン作り
治安、危険を感じたこと、トラブルについて
夜も一人で出歩けられるほど大学の周りは治安が良く、三か月間生活して身の危険を感じたことは正直ありません。しかし、二回ほど多少なりとも怖いと思ったことはあります。今回はその二件を紹介します。
① 授業が始まる前の一週間はオリエンテーションウィークのため、大学がお祭り状態になります。そのため、大学近隣の住人も浮かれモードになっている場合があります。ある日、夕方からメインキャンパスで行われたイベントに参加しました。イベントが終わったのが夜10時ぐらいだったのですが、オリエンテーションウィーク中はスクールバスが運行していなかったため、徒歩で帰るほかありませんでした。そのため、友人と歩いてキングスに向かっていたら、道でお酒に酔った数人の男性に絡まれました。最終的に離してくれたのですが、少し怖かったです。ただ、無理矢理どこかに連れて行かれる雰囲気はありませんでしたし、私の周りでこのようなトラブルに巻き込まれたという話も聞いたことがありません。基本的にロンドンは平和です。
② 大学から少し離れたところにダウンタウンがあります。韓国人の友人たちと夜ごはんを食べにダウンタウンに出かけた時のことです。食事後、しばらく店内で話していたのですが、夜もすっかり深まってしまったので、店を後にしてバス停でバスを待っていました。そのとき、すぐ近くの店の前で複数の男性が喧嘩を始めたのです。ダウンタウンには、レストランだけではなくバーやクラブも数多く点在しています。そのため、酔った客が騒ぐこともあるのです。こちらに危害を加えることはありませんでしたが、すぐ目の前で言い争いをしていたので少し怖かったです。
二件述べましたが、どちらにも共通していることは「飲酒」です。もちろん危険な場所ばかりではありませんし、普通にお酒を楽しめる場所も沢山あります。しかし、酔っている人が町にいないわけではありません。夜大学近辺から離れてどこかに行く場合は気を付けてください。
インド料理屋