グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

キングス・ユニバーシティーカレッジ
2010年11月号 経済学部 Y.T

授業紹介②

Children Literature

この授業は週2回、1時間と2時間にわけて行われます。授業名の通り、童話などの本を読み、作者の気持ちやどんなことを子供たちに伝えようとしているかなどをクラス全体で話し合ったり、グループに分かれて討論をします。私は、最初あまり難しくないだろうと思っていましたが、実際授業に参加してみると、1週間に一冊のペースで授業が進められ、ページ数も多いので、ついていくのがやっとです。通年の授業ですが、この授業のために私は23冊の本を買いました。こちらの授業で使われる教科書などは、龍大などで使われるものと比べるととても高いです。私の場合、23冊買いましたが、一冊一冊がそれほど高くなかったので、他の科目と教科書代はほぼ変わりませんでした。

Canadian Studies

この授業では、カナダの歴史や地理、文化などを勉強します。この授業でも、毎週大量の本を読まなければいけないので、予習はかかせません。少人数制で授業が行われ、またフランス、イギリス、韓国などから来ている留学生も授業を受けているので、討論をする際に多くの観点から物事を見ることができるので、とてもおもしろいです。しかし、プレゼンテーションを1人1回やらなければいけないのですが、30分以上というノルマがある上に、多くの学生からたくさんの質問をされるので、十分な準備が必要です。

治安、危険を感じたこと

カナダにきて3カ月がたちますが、特に危険を感じたことや、危ない目にはあっていません。ロンドンは学生の街なので、大学周辺の治安はいいほうだと思います。しかし、ダウンタウンなどに行くと、雰囲気はすこし変わります。大通りなどは特に問題はないのですが、少し奥のほうへいくと、昼間でもちょっと変わった人がたくさんいるので、夜は決して1人でダウンタウンへ行くことはしないでほしいです。昼間でも変わった人がうろうろしているため、下を向いたりキョロキョロしていると標的にされる可能性があるので、前をみて自信をもって歩くことが大切です。また、クラブやバーなどに行く際にも十分な注意が必要です。私の友達の一人は、クラブへ行き飲み物をテーブルの上にちょっとおいた瞬間に、ドラッグを入れられフラフラになった子もいます。どんなに安全にみえても、異国であることを意識し、生活に慣れても注意深く過ごすことが、危険から身を守る一番の方法だと思います。

カナダで感じたこと

カナダは移民を毎年約20万人受け入れています。カナダのポリシーの1つに、「すべての人は平等である」という考えがあります。見た目や宗教、教養などで私たちは他人を判断する傾向にありますが、カナダではそういったことはタブーであり、またそれはどの国でも決してするべきことではないと思います。友人たちからよく聞くことが、「カナダにいるからカナダ人の友達がほしい」。これは決して悪いことではありませんが、よく聞いてみると外見を気にしたり、カナダだからカナダ人とだけ友達になりたいという人もいます。これは、私は違うなと感じました。確かにカナダにきたから現地の友人を作りたい気持ちはわかりますが、それだけに考えが凝り固まってしまい、無理に作ろうとして逆効果になる場合もあります。私は、せっかく異文化社会で多くの人が共存しているカナダにきているので、「カナダだからこその出会い」を大切にしてほしいなと思います。外見などにとらわれず、毎日生活している中にある出会いを貴重なものであると思ってほしいです。そしてなにより、自分の国や文化に自信をもってほしいです。決して自分たちのことを蔑んだり、劣っているように考えないで堂々としているべきだと思います。異国で生活することは、想像以上に大変なことで、時には理不尽なことも自分の身に起こることがあります。でも、絶対に下を向かず常に意識を高く、前を向いて歩いてほしいです。なぜ自分はここにきているのか、一回立ち止まって考えてほしいです。