試験のこと
キングスの試験は大きくいうとmidterm exam(12月)とfinal exam(4月)の合計2回、それぞれの学期末にあります。これらのテスト期間は、龍谷大学のように授業は行われず、テストのみの期間となっています。しかし、受講している授業によって異なる場合があります。テストがテスト期間にではなく、普段の授業中に行われる場合や、mid-term testが2回に分けられ、その代りに12月のmidterm examがないといったこともあります。
テストの内容としては、基本的に選択式の問題で構成されているテストが多いように感じます。中には、選択問題とショートエッセイで構成れているテストもあります。テスト時間もそれぞれのクラスによって異なり、1~2時間と基本的に長くなっています。また、ほとんどの授業が11月ごろにテストをします。その時期のテストは、授業も並行して進んでいるので、課題とテスト勉強が重なることもあり11月はとても忙しい月だと思います。
ちなみに私は、すでに合計3つのテストを受けました。私が今までに受けた授業では、すべて選択問題で構成されている所要時間2時間のテストと、エッセイと選択問題で構成されたテスト、ほとんどエッセイで構成されているテストの3つです。ちなみにほとんどエッセイで構成されたテストはCanadian Culture Classのテストです。Canadian Culture Classではよくtripに行くので、そのことについての問いが多くありました。暗記というよりも、感想や思い出を書く形式のテストでした。12月にはmidterm examがあり、テストが終わると冬休みに入るようになっています。
治安、危険を感じたこと、トラブル等について
治安において、学校のまわりでは特に危険を感じたことはありません。キングス大学はわりと田舎に立地しており、学校のまわりはのどかで落ち着いた場所なので、安全だと思います。しかし、どこの国でもそうですが、夜ひとりで歩くのは気を付けた方がいいと思います。キングスのまわりにはシェアをして住んでいる学生が多くいます。特に危害を与えたりはしないのですが、その学生たちが、たまにお酒を飲んで道で騒いでいるときがあります。
キングスから少し離れたダウンタウンでは、昼間でも少しおかしな様子の人を見かけることがあります。以前ダウンタウンに行ったとき、奇声をあげているひとがいました。ダウンタウンに行くと、少し雰囲気は変わりますが、こちらの治安は比較的安全なので、さほど心配することはないと思います。
しかし、学校での盗難には注意が必要です。私は被害にはあってないのですが、ある留学生が図書館で少し自分の荷物を席に置いたまま席を離れたすきに、物を取られたということも実際に起こりました。なので、トイレなど少し席を離れる際は、隣に座っている学生に、少しの間自分の荷物を見てくれるよう、頼んでから席を立つのがよいかと思います。また、ノートパソコンを図書館で使う場合はなおさら気を付けたほうがいいと思います。よく学生が隣の席に座っているひとに、自分が席を離れる間、物を見ておいてもらうよう頼んでから席を立つようにしているのを目にします。
今月、トロントで開催されたCanadian Aboriginal Festival に行ってきました。メインキャンパス(UWO)のinternational and exchange student centre (IESC)が留学生に向けて企画したイベントのひとつであるCanadian Aboriginal Festival tripに参加したのですが、このイベントは、留学生であればキングスの学生でも申し込むことができ、参加費は無料です。大型バスでトロントまで連れて行ってくれ、Canadian Aboriginal Festivalを見ることができます。ちなみに、この旅行は、参加できる定員人数が決まっている上に、無料ということもあって、早めの申し込みが必要でした。Canadian Aboriginal Festivalの会場では、native people がさまざまなカラフルな伝統的衣装を身にまとい、歌を歌い、それに合わせてダンスを踊っていました。こどもからおとなまで出場しており、また、家族で出場しているのも見受けられました。普段日本ではめったに見ることのできない貴重なnative peopleの歌やダンスを実際に間近で見ることができ、とてもいい経験ができました。来年もこのCanadian Aboriginal Festival trip が企画されるかは分かりませんが、ぜひ参加することをお勧めします。またメインキャンパスのIESC では他にもイベントが企画されているので、いろいろと参加してみてください。