この1年を振り返って
キングスカレッジでの生活は、正確に言うと8月下旬のbridging weekから4月のテスト終了までの8ヶ月ちょっとの間でした。振り返れば、たくさんのことがありました。それは、人生での初めてのことばかりでした。たのしいことももちろんつらいこともたくさん経験することができました。日本人の少ない日本語が話されていない環境に入り、授業も何かの説明にいたってもすべてが英語で、戸惑いや不安を感じたこと、また、自分の英語力の乏しさに何度も何度も落ち込んだことを覚えています。カナダに来る前までに、勉強はしていましたが、思った以上に現地での英語のスピードは速く感じ、話す以前に聞き取ることでさえ困難でした。それは、今でもそうですし、分からないこともたくさんあります。しかし、カナダに来たころに比べては、確実に伸びているというのは感じます。また、日本とは全く環境の違うカナダのロンドンという町で暮らしてみて、英語以外にもたくさん学ぶことができました。今まで以上に日本のこと、自分が日本人であるということを考える機会があり、日本にいるときは日本の悪い点ばかりに目がいってしまいでしたが、カナダで暮らしてみて日本のいい点にもたくさん気づけ、日本がどれたけ恵まれ、豊かで、すばらしい国であるかというとこを実感できました。また、カナダで暮らしてみて、カナダという国の歴史から現在にかけてのことを知ることができ、カナダのすばらしさを身をもって感じ、体験することができ、とても貴重な留学生活を送れることができました。また、日本を離れ、さまざまな困難に直面する中で、人の温かさを今まで以上に感じました。留学中、励ましてくれた方、手を貸してくれた方すべてに感謝したいと思います。ありがとうございました。
帰国後どう留学経験を生かす予定なのか
私は、将来について明確な目標はまだ決まっていませんが、英語に関しては、これからも勉強は続けてていきたいと思っています。就職においては、英語を生かせる仕事につきたいと思っています。帰国後は、4年で大学卒業する予定なので、そのために学部の卒業規定までの単位をとることに専念します。また、学部の授業も専門的な分野に入っていくと思うので、自分の進みたい道を絞っていけたらと思います。また、日本に帰国しても、英語に関することだけでなく、様々な今までにやったことがない新しいことに挑戦していこうと思います。この留学をいろいろなことにつなげて、いかしていきたいと思っています。