グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

キングス・ユニバーシティーカレッジ
2013年4月号 法学部 C.U

この一年を振り返って

過ぎてみればこの一年間はあっという間でした。私はかなり会話のできない状態からカナダへ渡って、始めの頃は本当に何も話せませんでした。大学までの送迎のおっちゃん達に「この子かなりゆっくり喋らないと英語通じないよ」と言われていて「それは聞こえてますけど・・」と思ったのを覚えています(笑) 学期の終わりに入ると行事もあまりなく、中だるみしてしまいました。大分会話には慣れても、日常会話や友達とのお喋りと違ってディベートやプレゼンでの発言のできなさに落ち込むことも多く、今でも十分だとはいえません。授業はついていくのがやっとでしたが、積極的に発言する学生が多い一方授業中にFacebookを開いている学生がいるのも確かで、結局大事なのは周りの環境ではなく自主性なのだと気づきました。

自分の変化でいえば、周りを気にしすぎることが無くなりました。自分は自分、という根本があって周りの人と接するのであって、不必要に“普通・当たり前”という概念にとらわれることはないのだと思えるようになりました。また同時に、他人を尊重しようとも思えました。日本人も含め様々な人と接してきた1年でしたが、人の考えや個性を受け入れ、どんな人とも友達になれるのは素晴らしいことだと感じました。

 

帰国後どう留学経験を活かす予定なのか

語学力に関してはまだビジネスで使えるレベルではないと思っています。今後も英語、そしてフランス語の勉強は続け、少しでも今のレベルを維持・発展させたいと思います。日本に帰るともう4回生なので就活をするつもりですが、あと1年の猶予も視野に入れつつ納得のいくまでやりたいと思います。まだ具体的に就職がどうなるかはわかりませんが、それまでにもカナダ人のアクティブさを見習って、時間を無駄にすることが無いよう自分を高めていきたいです。

自分の成長という意味で見れば、初めてばかりの環境の中で自分が満足に話すことすらできず、非力だということを知ったことが一番の収穫だと思います。それと同時に、何かしようとしている姿勢を見せれば受け入れてくれる人が数多くいるということも知りました。多分日本を出る前は思い上がっていたところがあったと思いますが、それが少し矯正されたのではないでしょうか。人に何か教える、伝える際相手がどのようにしてほしいかがわかりました。留学生や外国人の方とはこれからも関わる機会を持ちたいと思っており、その際に自分の経験が生かせたらなと思います。

 

自由テーマ(留学を考えている人へ)

このマンスリーレポートを見ているということは、留学に興味がある人が多いのではないでしょうか。私は高校生の時から漠然と世界を見るために留学したいと思っていましたが、具体的にどうしようと考えていたわけではありませんでした。一昨年にカナダの他の大学に応募し、それから一気に現実として前に進めたような感じです。残念ながらその大学へは入学許可が下りなかったのですが、結局翌年にこうして第一希望だったKing’sへ留学できたのも、あの時諦めず再挑戦したからだと思っています。少しでも留学に興味がある人は国際部やイベントに足を運んだり、留学経験者に話を聞いたりしてみてください。学校選びにもやはり経験者の話を聞くことが一番です。

また、基礎的な英語の勉強は終わらせてしまうこと、なるべく多くの英語を繰り返し聞くことをお勧めします。カナダに来てから単語や文法を調べていては留学期間がもったいないです。リスニングの方はこちらに来てからもちろん伸びますが、留学前に慣れれば慣れるだけスムーズにカナダでの生活に入れると思います。

英語ができないと思っている、金銭的な問題、など色々とあると思いますが、不可能でなければ是非一度学生のうちに海外へ出るべきですし、交換留学はESLとは違って本物の大学生活が経験できるチャンスです!

 

最後に、カナダで出会ったすべての人、龍大国際部の職員さん、日本で支えてくれた友達・先輩・後輩に心から感謝します。ありがとうございました。