Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

クワントレン・ポリテクニック大学
2011年2月号 経営学部 K.H

試験のこと

12月下旬のクリスマス前に試験が3教科ありました。①言語学②ELSスピーキング・リスニング③ELS ライティング、各教科3時間の配分で、大学まで1時間30分かかるので、朝8時から11時までの試験の時は早く起きなければなりません。少人数(多くても10人)での講義なので、先生は生徒の顔と名前を分かっているためIDを見せる必要はありません。終わった人から退席しても良いのですが、ほとんどのテストは3時間分ぎっしりと問題が詰め込まれているので、ほとんどの生徒は最後まで残って頑張っています。私もすべての教科の試験は3時間みっちりと問題を解いていました。問題内容は、論文形式がほとんどで、穴埋め、4択問題は3教科中1教科しかありませんでした。

  

余暇の過ごし方

週末は、ほとんど外へ出かけています。家の近くのビーチへ行ったり、ダウンタウンへ行ったり、サイクリングをしたりしています。この時期バンクーバーは雨や曇りが多く、晴れの日が少ないのですが、その分、晴れの日はとても気持ちが良くて外出したくなります。家の近くのビーチは私のお気に入りの場所の1つです。そこからの眺めは最高です。山が見え、鳥の鳴き声が聞こえ、潮風が心地よく、気持ちが落ち着いて幸せな気分になれ、時間が経つのを忘れてしまいます。晴れの日は特に眺めがきれいで人もたくさん来ています。現地の人は、散歩をしたり景色を眺めたり、ゆったりとした時間を過ごしています。

ダウンタウンでは、ガイドブックを見ながらロブソン通りを歩いてショッピングをしたり、ギャスタウンで蒸気時計を見に行ったり、バンクーバーオリンピックの跡地を見に行ったり、たくさん観光するところがあり、週末をとても楽しみにしています。スタンレーパークにも行き、水族館やトーテムポールを見ました。とても広くて全部見て回っていないので、滞在中にスタンレーパークを制覇したいなと思っています。他にも近くのスーパーに行って買い物をします。それぞれの食品がとても大きく安いので、見ているだけでも楽しいです。私はコーヒーが大好きで、カフェにもよく行きますが、中でもティムホートンというコーヒーカフェがお気に入りです。どこに行ってもカフェがあって、こんなにもあるなんて初めはびっくりしました。このように、週末は必ずどこかへ出かけます。どこへ行っても楽しいし、なにより人々がフレンドリーで親切なところが大好きです。

 

自由テーマ: ナイアガラの滝

リーディングブレイク(2月17~20日)という休日が4日間あり、妹とトロントに行き、ナイアガラの滝を見てきました。カナダの観光地と言えばナイアガラの滝なので、とても楽しみにしていました。バンクーバーにあるJTBでツアーの申込みを事前にしていましたが、集合場所に行くと、私達を含めてたったの4人しかいませんでした。冬の時期はシーズンオフで、とても寒いので、滝も凍っていて近くまで行けない可能性があり、観光客は少ないようです。夏はツアーの参加人数も20人以上だそうで、船で滝の近くまで行けるので、観光客も世界からたくさん来ているようです。しかし今回は、こじんまりとしたツアーでガイドさんとも親しくなれ、トロントの情報もたくさん聞けて良かったと思います。ナイアガラに行く途中、滝の水しぶきが遠くからでも見えて、実際に見る前なのにもう鳥肌が立ってきました。そして、滝の近くに到着すると、雨が降っていました。と思ったら、これは滝の水しぶきでした。本当に雨のようで、私の想像をはるかに超えていました。そしてバスを降りて、とうとう目の前に夢のナイアガラの滝を見ました。その瞬間、私はとても感動しました。水量、大きさなど、何もかもが巨大で圧倒されました。アメリカ側とカナダ側の滝が両方いっぺんに見られて、なんだか不思議な気分でした。滝は1年に1m動いているらしいです(浸食による後退のため)。それを聞いたときは驚きました。エレベータで地下に行き、間近で滝を見ることができましたが、寒くて凍っていて途中までしか行くことが出来ませんでした。しかし、それでも十分すぎるほど迫力がありました。そしてナイアガラの滝についての映画を見て、滝を見ながら贅沢に昼食を食べ、ナイアガラ周辺を観光し、ナイアガラの滝の旅は終了しました。凍った滝を見るのも魅力的ですが、次回もし行けるとしたら、夏に行ってみたいなと思いました。