① 渡航・入国について
私は関西国際空港からバンクーバー国際空港まで、エアカナダの直行便を利用して渡航しました。乗り継ぎ便の方が安かったのですが、乗り継ぎができるか不安だったのと、荷物二個と手荷物二個が無料で持ち込める利点があったため、直行便を選択しました。フライト時間はおよそ九時間でした。出発前日までの便がストライキで欠航していたため、予定通り渡航できるか不安でしたが、幸いにも当日の便は運行され、問題なく入国することができました。
入国審査は厳しいと聞いていたので、念のためビザ証明書、入学許可証、フライト情報、パスポート、ホームステイ先住所をすべて紙で印刷し、機内持ち込みしました。予想していたよりもスムーズに審査を通過することができ、一安心しました。また、薬の持ち込みを含め、機内持ち込み品の審査も難なくクリアできたことに驚きました。
なお、私はビザ取得が出発直前になってしまったため、できるだけ早く取り組むことが大切です。特に残高証明書の発行(四ヶ月間)や申請書類の準備は余裕を持って行うことを強く勧めます。公式サイトに記載されているビザ取得期間は出発予定日を大きく超えていたため、常に不安を抱えていましたが、幸運にも申請から3週間で取得でき、予定通り渡航できました。
また、私は送迎付きのホームステイプランを選びましたが、到着時に送迎担当者を見つけられず困っていたところ、空港にいたカナダ人が親切に声をかけてくれました。その後しばらくして無事に送迎スタッフと合流し、ホームステイ先まで移動することができました。
②オリエンテーション・授業選択について
オリエンテーションはキャンパス全体向けと交換留学生向けの二種類がありました。KPUには五つのキャンパスがありますが、私はサレーキャンパスをメインに学ぶため、サレーでのオリエンテーションに参加しました。キャンパスツアーや無料のサンドウィッチの提供があり、有意義な時間を過ごせました。また、交換留学生向けのオリエンテーションではゲームやランチを通じて交流でき、友人を作る良い機会となりました。
保険については、日本で加入した保険に加え、KPU指定の保険にも加入する必要がありました。1セメスターで400ドル以上ととても高かったです。しかし、Compassという交通カードと連携するとバンクーバー市内の移動が無料になりとても便利です。
授業については、私はIELTSのスコアが十分ではなかったため、正規科目を履修できず、語学科目(ELST)を二つ受講しています。次学期には成績次第で正規科目を履修できるため、次の目標としています。ELSTという語学授業では、アジア系や南アメリカ系を中心に、大人の人たちが多く学んでいます。課題は多めですが、履修科目が少ないため、放課後や週末の時間を活用して取り組めています。
また、二科目の授業で教科書が必要でした。大学のBookstoreで購入すると一冊100ドル以上と高いので、Amazonでなどで安く入手することをおすすめします。