Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ランガラカレッジ
2022年11月号 国際学部 M・Y 

①授業紹介

今回は私が受けているLEAPというプログラムについて説明します。最初のセッションは9月6日から10月21日までの約7週間でした。このプログラムは主に、英語圏外から来た生徒が英語圏の大学で学べるようになる英語力を身に着ける語学プログラムです。GSの1年生でやっていた授業の内容と似ていますが、Reading, Listening, Writingを勉強します。私は最初のセッションでLEAPのレベルが8段階中の4だったのですが、LEAP4ではカナダの社会(環境や行事、パブリックアート、先住民)がテーマでした。7週間のうちに2回グループプレゼンテーションがあって、1つ目は文学作品の分析、もう一つはカナダの偉人に関する発表でした。週に1回ほどアセスメントがありました。成績のつけ方はシラバスを添付するので見てみてください。クラスの三分の一は日本人、半数以上がアジア人でした。もちろん英語でコミュニケーションをとりますが、仲良くなれば中国語や韓国語、スペイン語をクラスメイトから習うこともできます。授業をサボる人はたまにいました。遅刻する人は毎日いました。それでも怒られている様子はなかったです。最後のテストでは、Reading, Listening, Writingがあり、宿題や授業内の活動、プレゼンテーションの成績などを合わせて70%以上で合格です。成績はテストが終わった1~2時間後くらいにメールで届きます。めちゃくちゃ早いです。パスできなかった人はもう一度同じレベルになるみたいです。私は今LEAP5ですが、授業の構成は同じReading, Listening, Writingですが、4と違って圧倒的に内容のレベルが上がったのを感じました。LEAPを受けてから英語の能力は少なくとも上がっていると思います。。

 

②Japanese Language Workshopについて

ランガラカレッジの交換留学で一番よかったことといえば、このJALAWAを経験できたことだと思います。このワークショップは週に1回ランガラカレッジで日本語を勉強している生徒たちに自分の興味のあることや日本の文化、日本語についてを紹介する授業のような活動です。ただ日本語で説明するだけでなく、どうやったら日本語学習者に分かり易く伝えられるか、彼らが何を学ぶことができるかを考えながら毎週授業をすることが難しかったです。ランガラカレッジで日本語を教えている先生と毎週ミーティングをしてどうしたら生徒がより楽しめる授業ができるかということを話し合いながらパワーポイントを作成し発表しました。生徒たちは、カナダはもちろん、韓国、中国、フィリピン、マレーシアなどいろんな国からきている子たちばかりでした。でもみんな日本について興味があって、日本語について熱心に勉強していて、私のことを歓迎してくれました。教えた内容は、日本のハロウィン、日本食、日本の観光地、ハロウィン、なぞなぞ、ダジャレ、回文など、毎回ネタを考えるのにとても必死でした。連休の関係で全部で10回しかできなかったですが、ほとんどの子が毎回休まずに来てくれたことが本当にうれしかったです。自分の母国語を教えることの大変さや、日本について知らなかったこと、カナダについて知らなかったこと、いろんなことをこのJALAWAで学ぶことができました。日本語教師を目指している人にとってもいい経験になると思います。私はこの経験がきっかけで日本語教師の道も視野に入れようかと思いました。めったにできることではないので、ランガラカレッジに興味がある人はぜひ交換留学生を目指してみてください。