①授業紹介
私はランガラカレッジのLEAPのプログラムに参加しています。LEAPは英語が第一言語ではない人たちがReading, Writing, Listening, Speakingを中心に英語を学ぶプログラムです。レベルは1から8まであり、龍谷生は出発前にオンラインでアセスメントテストを受けました。その結果によって最初のレベルが決まります。私はレベル2のクラスでした。最初のセッションは9月3日から10月18日の7週間でした。その後9日間の休みをはさみ、10月28日から12月13日までが二つ目のセッションです。私の授業は12:30から20分休憩をはさんで16:20まででした。レベル2ではReading, Listeningを中心に問題を解き、文法も講義のような形で少しだけ学ぶ機会がありました。レベル2ではプレゼンが2つありました。最初のプレゼンはグループプレゼン、二つ目は個人プレゼンでした。二つともプレゼン後に詳しくフィードバックがもらえたので良かったです。また毎週Reading, Listening, Writing, Speakingのアセスメントがあり、そのアセスメントの結果も成績に反映されます。7週目の金曜日にFinal examがありました。Reading, Listening, Writingのテストをし、4時間後にネットで成績が公開されました。普段のアセスメント、プレゼンの点数、授業態度、宿題の完成度とFinal examを合わせて70%以上をとれていれば一つ上のレベルに上がることができます。私は無事パスできたので今はレベル3のクラスにいます。授業時間はレベル2の時と変わらず正午から夕方までです。レベル3ではレベル2と大きく内容が変わり、主にParagraph Writingの書き方を学び、実際に書いています。週ごとにテーマが変わり、そのテーマについてを一週間ReadingとListeningの宿題を通して学び、木曜日か金曜日にそのマテリアルを使ってパラグラフを書いています。一週間で学んだことを一つのwritingとしてまとめることはとても難しく、たくさん脳を使って取り組んでいます。レベル3にもアセスメントがありますが、レベル2のように毎週ではなく、Reading, Listeningが7週間の間に2回ずつありました。またレベル3もプレゼンが二つあります。パートナーと一緒にするプレゼン、一人でするプレゼンがあります。ポスターの作り方、話し方などを細かく指示され、とても大変でしたがパートナーと楽しみながら行うことができました。このようにレベル3はとてもアカデミックな授業内容になっています。今教えてくださっている先生はとても熱心で、生徒がしっかりと理解できるまで、何度も、時間をかけて教えてくださっています。とてもいい先生たちで授業に行くのが楽しいです。最終週のFinal examもしっかりと準備をして臨みたいと思います。
②日本についてのプレゼンテーション
私は10月の下旬と11月の下旬に日本についてのプレゼンテーションを行いました。私の友達やLEAPのクラスメイト、JPALのみなさんに協力をしていただき、たくさんの学生さんが参加してくださいました。一回目は日本の食文化についての話をし、来てくれた学生さんたちとディスカッションをしながら楽しい時間を過ごしました。具体的には、典型的な日本料理を紹介し、そのあとに日本の家庭料理を紹介しました。カレーや肉じゃがは海外ではあまり有名ではないのかなと思って紹介したのですが、意外と多くの学生さんが知っていてびっくりしました。私が知らないことまで知っている学生さんもいて驚きました。そして月ごとの行事とその際に食べる食べ物の紹介もしました。クリスマスにケンタッキーのチキンを食べる文化があることを説明すると、面白い文化だなと面白おかしく感想を伝えてくれました。またマクドナルドなどに季節限定の商品があることもすごく興味を持ってもらえました。そして私の地元で有名のイカ焼きも紹介し、どんな食べ物なの?などと質問もしてくれました。二回目は日本の大学生としての日常というタイトルでプレゼンテーションを行いました。私の経験も交えて、日本の大学受験制度や日本の英語の入試問題がいかに文法重視であるかを実際の入試問題を使って参加してくれた学生さんたちとディスカッションをしました。そして大学のサークルの話やアルバイト、日本独特の告白文化など、いろいろな話をみんなと交流をしながら行いました。担当の先生と相談をしながら話すテーマやスライドを考え、準備はとても大変でしたがたくさんの学生さんたちに来ていただき、先生やみんなからたくさん助言や質問をしてもらいながら楽しく過ごすことができました。先生にもたくさんほめていただきうれしかったです。この経験から、私は日本に興味がある人の多さ、日本のことが好きだと言ってもらえた時のうれしさを実感しました。日本にいると感じることができなかったこの感情をずっと忘れないようにこれからの生活でこの事実に感謝しながら過ごしたいです。そして私がもっと日本についての知識を身に着け、日本に興味がある人にもっと日本のことをシェアしたいなと思いました。たくさん協力していただいた先生、参加してくださった学生の皆さんに感謝しています。