Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2013年11月号 経済学部 H.K

◎治安、危険を感じたこと、トラブルについて

留学に来て大きなトラブルの一つに寮での生活があります。私は今、Chollaという場所に住んでいます。この寮はアメリカ人だけでなく、私のような海外からの交換留学生も利用しているので、いろいろな国の友達を作ることが出来ます。また、寮主催のイベント(セドナへの日帰り旅行や映画鑑賞会など)も多くあります。しかしながら、この寮は一人部屋を選択しない限り、プライベートな空間はありません。例えば、ルームメイトが朝早くにセットしたアラームで目を覚めることもありますし、相手が今、何をしているか容易にわかります。言い換えるのであれば、二人部屋、四人部屋を選んだ場合、まるで、二人、四人が大きな一人部屋をシェアしている状態です。実際のところ、私は留学に来て一か月以内に部屋を移りました。理由としては、ルームメイトの一人が毎日のように友達を呼び、深夜までお酒を飲み騒いでいたからです。さっきも言いましたが、プライベート空間がないため騒音が筒抜けになります。そんな状態が続いたので、部屋を変えました。幸運なことに部屋を同じく変えたいと思う友達がいたのですぐに変えてもらうことが出来ました。ただ部屋を変える費用として七十五ドル掛かってしまいましたが・・。まぁ、ストレスを溜めるよりはマシですね。 留学するに至って、住む場所の環境はとても重要なポイントだと思います。正直、ルームメイトは運なので、どうしようもありませんが。安易に寮を決めるのではなく、自分の生活環境に適した寮をしっかりと調べ、自分で見つけることをお勧めします。

 

◎ボストンキャリアフォーラムについて

11月8~10日まで、ボストンで行われたキャリアフォーラムに参加してきました。詳しくは下のリンクから見てください。ざっくり言うと、海外の大学に通っている学生の為の就職活動の場です。私の場合、このフォーラムで就職先を決めようと思って参加したのではなく、就職活動とはどのようなものか知るために参加しました。実際の所、このフォーラムに来ている多くの企業はやはりビジネスレベルで使える英語力を求めてきます。しかし全てではありません。中には、英語力ではなく、海外経験を重視している企業も多くあります。私も面接をするためにそのような企業を選びました。そして、合計4回の面接を受けることが出来ました。 実際、参加した感想としては、参加して良かったと思っています。なぜならこれが私にとって人生初の就職活動であり、面接ではどのような事が聞かれるのか。何を準備しなければならないかなど、次回に繋げられる問題点を見つけることが出来たからです。なので、もしアメリカやカナダなどボストンに近い国に留学しているのであれば是非ともこのフォーラムに参加することをお勧めします。特に留学時に三,四回生の場合。留学先の授業があるなかで、就職活動の準備をすることは想像以上に大変なことです。しかし、それ以上に、海外展開している多くの企業を知ることが出来たり、海外の大学で学んでいる日本人学生と情報共有することが出来るなど貴重な体験が出来ると思います。

ボストンキャリアフォーラム(http://www.careerforum.net/event/bos/?lang=J)