Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2013年4月号 国際文化学部 M.M

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この一年を振り返って

アリゾナ州立大学での約一年間の留学生活は、いろいろなことが凝縮された一年でした。留学準備を全部一人でしなければならなかったこと、たくさんの課題に押しつぶされそうになったこと、周りの会話についていけず自分の英語力に自信がなくなったこと、文化の違いに戸惑ったことなど、この留学生活中に悩んだり、苦労したりしたことはたくさんありました。しかし、それ以上に、課題をクリアするごとに、相手の言っていることがすこしずつ理解できるごとに、自分の成長がわかり、毎日新たな学びや喜びがありました。この留学生活では、英語を学習することだけではなく、インターナショナルな友達ができたり、英語をツールとして、たくさんの人と会話ができたり、異文化を体験できたりと、日本では体験することのできない多くのことを経験することができたと思います。この留学生活は、わたしを精神的に大きく成長させてくれました。それも、家族や友達、この留学のチャンスをくださった龍谷大学、私を支えてくれた人々のおかげです。

 

帰国後どう留学経験を生かす予定なのか

まず、帰ったらすぐにTOEICやTOEFLなどのテストを受け、自分の英語力はどれだけ成長することができたのかを測ってみるつもりです。というのも、将来、英語に関わる仕事に携わりたいと考えているからです。帰ってからも、英語の勉強は怠らず、しっかりと自分の夢に近づけるように頑張りたいと思います。また、帰ってすぐに就職活動を開始する予定です。帰国子女や英語がもっと堪能な方々がたくさんいる中で、たった1年の留学をアピールするのではなく、その留学を通して何を得ることができたのか、を自分の中できちんと説明できるようにしたいと思います。さらに、英語だけにとどまらず、さまざまな分野で自分の可能性を広げられるよう、知識を増やす努力をするつもりです。なぜなら、他国からの留学生と会話しているうちに、自分の知識の幅がすごく狭いことに気付いたからです。と同時に、自分の国のことでさえ、聞かれたときにきちんと説明できない自分がとても恥ずかしかったからです。

今までは、留学するということが夢でしたが、この留学を通して、さらに多くの目標を見つけることができました。自分の夢に向かい、また新たに頑張ります。

 

アリゾナ州立大学へ留学を考えている方へ

アリゾナ州立大学は、本当に英語の勉強に適した場所だと思います。第一に、アリゾナ州は南部に位置するため、強い南部の訛りがあると考えられがちですが、アリゾナ州はほとんど訛りがないと言われています。なので、訛りのない英語を勉強することができ、とても聞き取りやすかったです。第二に、日本人がとても少ないということです。日本人が多いカリフォルニアやニューヨークと違い、より英語に集中できる環境だと思います。第三に、現地の学生と関わる機会が多いことです。というのも、少なくても週に2,3回は、インターナショナルなイベントがあり、現地の学生と交流することができるからです。

また、アリゾナ州立大学の私のお勧めスポットもここで紹介したいと思います。まず、大学の北側にあるAマウンテンと呼ばれる小さな山です。夜に登ると、その山頂から見える景色はとてもきれいで、アリゾナ州立大学を一望できます。次に、学内にあるシークレットガーデン。ここは名前にある通り、あまり誰にも知られていないガーデンで、そこに行くための入り口は隠れるように2か所だけあります。ぜひ、入り口を探して、シークレットガーデンでお茶でもどうぞ!最後に、映画ハリーポッターに出てくる学校の食堂を彷彿とさせる、ダイニングホール。とてもおいしいと評判で、みんなはそこを『ハリーポッター』と呼んでいます。

私は、アリゾナ州立大学で勉強できて本当によかったと思っています。もしどこに留学しようか悩んでいらっしゃるなら、ぜひアリゾナ州立大学へ!