Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2022年10月号 国際学部N.K

〇環境について

大学施設

とにかく大学の敷地が広く、多くの学生は授業が終わると一目散に次の教室へ向かっています。スケートボードやキックボード、自転車で移動している人もいます。自転車置き場は日本にもありますが、教室や食堂の入口付近にスケートボード置き場があり、盗まれないようにカギで括り付けられるようになっているのがおもしろいなと思います。

私が寮の次に多くの時間を過ごしている図書館は、テンピキャンパスだけで4つあります。中でもお気に入りなのがNoble Libraryです。2階にSilent Study Roomがあり、周りの話し声などを気にせず集中できるからです。話しながら勉強して良いエリア・静かに勉強するエリアなどの区別はあるのですが、そんなのお構いなしに電話で話したり、友人との話に盛り上がったりしている人も時々いるので、完全に静かな場所で勉強したいときはSilent Study Roomがおすすめです。

 

住居

住居は大学の提供する寮に住むオンキャンパスか、大学外のオフキャンパスの2種類から選びます。私はオンキャンパスにあるVillas at vistaという寮に住んでいます。ダイニングや図書館まで徒歩で10分ほどの距離です。 キッチンとリビングルームはシェアですが、プライベートベッド・バストイレが付いた部屋なので、ルームメイトと適度な距離で過ごすことができます。また、寮のコミュニティセンターに勉強ができる場所やプール・ジムもあるため、キャンパスまで行かずともルームメイトなどと遊ぶことができます。寮生活のサポートをしてくれるコミュニティアシスタント (CA) が寮内でイベントを開催したり、スポーツの試合を引率したりと、ルームメイト以外の人と交流するチャンスもあります。

 

〇ミールプランについて

オンキャンパスに住む人は、部屋の割り当てがされた後にミールプランの有無を選択することができます。私は料理が得意でなくそこに時間を割きたくないこと、たまに外食をしたいと考えたことから、週に10回のプランを選択しました。ルームメイトの1人は「料理の時間は勉強と離れられて良い気分転換になる」と言って完全に自炊をしていて、もう1人はダイニングの食事が口に合わず、回数を減らしていました。プランは様々あり、授業開始後しばらくはプランの変更ができるので、好みに合わせて選ぶと良いと思います。

利用するのは主に平日の昼と夜で、朝食はスーパーで買ったシリアルやバナナ、土日はMaroon & Gold Dollars (M&G)というお金を使ってMemorial Union (MU) 内にあるフードコートのメニューを制覇していっています。M&GというのはASU内で使えるデビットカードのようなもので、ミールプランを選択すると自動的に生徒証 (Sun Card) にチャージされます。ミールプランを利用していなくても25ドルからチャージすることができて、購入額が大きいほど数%のボーナスがつきます。ミールプランやM&Gを使用するときはダイニングの入り口やレジで生徒証をスワイプします。

テンピキャンパスには5つのダイニングがあり、料理をよそってくれるコーナーやセルフサービスのサラダバーなど、食べたいものや量を自分で調節できます。よく行くのは寮や私の授業のある教室から近いPitchforksとHassayampaというダイニングで、毎食メニューが変わり種類も充実しているので、飽きることなく楽しんでいます。私の体感として、Pitchforksはアジア料理、Hassayampaは西洋料理が充実していると思います。全てのダイニングで毎日数種類のピザが提供されていることにアメリカを実感します。驚いたことはダイニングやフードコートで意外と白米が食べられることです。日本米に近くて好きなのはMU内のBento Sushi & NoodlesやQdoba、Pei Weiというお店です。

気を付けないといけないことは営業時間です。金曜日や祝日の前日などは他の日よりも早く閉まるので、ASUのアプリで営業時間をチェックして閉店時間より1時間前には到着しておくと良いと思います。アプリでは、ミールプランの残り回数・M&Gの残金や各食堂の朝食~夕食のメニュー・栄養素なども確認できます。

左:Hassyampaでの昼食 (パスタ)

右:Bento Sushi & Noodle のポキ丼