Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2019年3月号 国際学部 S.K

現地の学生、友人について

個人的な意見ですが、現地の学生は基本的にみんな優しいです。学校が始まって、初めてできた現地の友達はモン族と言われる人たちでした。彼らは、アジア系のアメリカ人だからなのか、私たちアジア人留学生に対してかなり優しく接してくれます。反対に、留学生に全く興味のない人たちもいます。私の友達が言っていたのですが、ホワイトの子たちは、自分たちが1番だと思っている人も中にはいるそうです。勿論、全員がそういうわけではありません。アメリカ人と一口に言ってもミックスなんて当たり前です。そこで感じるのが、同じ人種同士で仲良くなりがちだということです。アジア系の学生が留学生と仲良いのと同じで、黒人同士、ヒスパニック系同士など。異国の地で日本人に会うと少しほっとするように、普通に考えてもそうなるのは当たり前なのかもしれませんが。

また、現地の学生は、日本人と比べて自分の意見を持ち、それを発信する力が圧倒的に長けています。2月号でも少し述べましたが、彼らは映画を観ただけでも口論がはじまったりします。

あとは、なんとなく皆、時間にルーズなのかなと思いましたが、意外と時間通りに行動します。正直その人それぞれによるので、その辺は日本人と同じだと思います。

頻繫に遊ぶ友達                  ダンスを通して仲良くなった友達


スプリングブレイク

3月中旬には、1週間の休みがあります。私は、この間にメキシコに行きました。私は、リゾート地であるカンクンぐらいしか知りませんでした。友達が本当のメキシコを感じたいならと、グアナファトを勧めてくれ、グアナファトとメキシコシティを観光しました。グアナファトはディズニー映画のリメンバーミーの舞台になった地です。街全体は、スペイン植民地時代に築き上げられたコロニアル建築で有名です。音楽溢れる、おもちゃのようにカラフルなとても可愛らしい街並みでした。また、全ての建物が密接しているので、移動中沢山の地下の道路やトンネルを通りました。トンネルの数はメキシコで3番目に多いそうです。

グアナファトの街を一望できるピピラの丘      壁が綺麗な街の一角

 

メキシコは危険なイメージがあると思いますが、昔ほど危険ではないです。メキシコシティの中心街も歩いてはいけない危険なエリアはあります。しかし、街中に安全性を保つため警察がいました。メキシコシティ中心街は、ニューヨークと似た雰囲気でした。私は、世界遺産ピラミッドのテオティワカン遺跡やソチミルコを観光しました。ピラミッドは、かなり壮大で迫力がありました。ツアーで一緒になったインドとカルフォルニアからの夫婦の人たちと仲良くなりました。また、最終日には私の友達の叔母さんがメキシコシティを案内してくれました。メキシコは、ご飯も美味しく本当に大好きになりました。特にグアナファトはお勧めです。

テオティワカン遺跡                アラチェラ

MSSUでは、フォールブレイクやスプリングブレイクなど頻繫に休みがあります。大学周辺は、田舎なので普段は遊ぶところもかなり限られています。この期間には、カフェテリアも閉まるので、留学生は息抜きに旅行することを勧めます。